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琉球大学/2002年度/前期

琉球大学 2002年 数学 第2問解答・解説

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1問題

琉球大学2002年度第2問

A,B,CA,B,C の3人が自分の名前を書いたカードを各自3枚ずつ1つの箱の中に入れる。この箱の中から A,B,CA,B,C の順にそれぞれ1枚ずつカードを引くとする。このとき、次の問いに答えよ。ただし、引いたカードは元に戻さないものとする。(50点)

問1 ひとりだけが自分以外の名前のカードを引く確率を求めよ。

問2 ひとりだけが自分の名前のカードを引く確率を求めよ。

問3 全員が自分以外の名前のカードを引く確率を求めよ。

(解答は次のページを使用すること)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1: 314\displaystyle \frac3{14} / 問2: 2356\displaystyle \frac{23}{56} / 問3: 928\displaystyle \frac9{28}
  • 問1 314/\displaystyle \dfrac{3}{14}\quad /\quad 問2 2356/\displaystyle \dfrac{23}{56}\quad /\quad 問3 928\displaystyle \dfrac{9}{28}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

カードを1枚ずつ区別して考える。A、B、Cの順に引くので、起こりうる結果は9⋅8⋅7=5049\cdot 8\cdot 7=504通りである。以下、引いたカードの名前を書いた人を順に並べて表す。たとえばACBACBは、AがAのカード、BがCのカード、CがBのカードを引いたことを表す。

問1 ちょうど1人だけが自分以外の名前のカードを引く場合、誤って引く人の位置は3通りあり、その人が引く名前は残り2人のいずれかである。したがって該当する名前の並びは3⋅2=63\cdot2=6通りである。それぞれの並びでは、ある1人の名前のカードを2枚、別の1人の名前のカードを1枚引く。実物のカードの選び方は3⋅2⋅3=183\cdot2\cdot3=18通りだから、該当する結果は6⋅18=1086\cdot18=108通りである。よって確率は108504=314\displaystyle \dfrac{108}{504}=\dfrac{3}{14}である。

問2 ちょうど1人だけが自分の名前のカードを引く場合を数える。正しく引く人をAに固定すると、名前の並びはAAA,AAB,ACA,ACBAAA, AAB, ACA, ACBであり、カードの選び方は順に3⋅2⋅1=63\cdot2\cdot1=6、3⋅2⋅3=183\cdot2\cdot3=18、3⋅3⋅2=183\cdot3\cdot2=18、3⋅3⋅3=273\cdot3\cdot3=27通りである。合計は6969通りとなる。正しく引く人はA、B、Cのいずれでも同数なので、該当する結果は3⋅69=2073\cdot69=207通りである。よって確率は207504=2356\displaystyle \dfrac{207}{504}=\dfrac{23}{56}である。

問3 全員が自分以外の名前のカードを引く場合、各位置で自分以外の2人の名前から選ぶので、名前の並びは23=82^3=8通りある。このうち6通りでは、1人の名前が2回、別の1人の名前が1回現れるため、実物のカードの選び方は各3⋅2⋅3=183\cdot2\cdot3=18通りである。残る2通りでは3人の名前が1回ずつ現れ、各33=273^3=27通りである。したがって該当する結果は6⋅18+2⋅27=1626\cdot18+2\cdot27=162通りであり、確率は162504=928\displaystyle \dfrac{162}{504}=\dfrac{9}{28}である。

検算として、全員が自分の名前を引く結果は33=273^3=27通りである。4つの場合の結果数は108+207+162+27=504108+207+162+27=504となり、全結果数と一致する。

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 順列
  • 確率の基本法則

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