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琉球大学/2012年度/前期

琉球大学 2012年 数学 第2問解答・解説

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1問題

琉球大学2012年度第2問

NN を2以上の自然数とする。1から NN までの番号を1つずつ書いた NN 枚のカードから2枚を同時に取り出し、そのうち大きい番号を XX とし、小さい番号を YY とする。次の問に答えよ。(50点)

問1 ii を1以上 NN 以下の自然数とするとき、X=iX=i となる確率 pip_i および Y=iY=i となる確率 qiq_i を求めよ。

問2 XX の期待値 E1E_1 および YY の期待値 E2E_2 を求めよ。

(解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • pᵢ
    2(i-1)/(N(N-1)), 1≦i≦N
  • qᵢ
    2(N-i)/(N(N-1)), 1≦i≦N
  • E_1
    2(N+1)/3
  • E_2
    (N+1)/3

3解答

解答を見る途中式つきの解答

無作為な2枚同時抽出では、すべての組合せが等確率で、その総数は(N2)=N(N−1)2\displaystyle \binom{N}{2}=\frac{N(N-1)}2である。X=iX=iとなるのは、iと組み合わせる相手が1,...,i-1のi-1通りなので、pi=i−1(N2)=2(i−1)N(N−1)\displaystyle p_i=\frac{i-1}{\binom{N}{2}}=\frac{2(i-1)}{N(N-1)}。Y=iY=iとなるのは、相手がi+1,...,NのN-i通りなので、qi=N−i(N2)=2(N−i)N(N−1)\displaystyle q_i=\frac{N-i}{\binom{N}{2}}=\frac{2(N-i)}{N(N-1)}。端の値i=1i=1またはi=Ni=Nでも式は確率0を与える。期待値は定義どおり和をとり、E1=∑i=1Nipi=∑i=1N(i2−i)(N2)=N(N+1)(N−1)3⋅2N(N−1)=2(N+1)3\displaystyle E_1=\sum\limits _{i=1}^{N}ip_i=\frac{\sum\limits _{i=1}^{N}(i^2-i)}{\binom{N}{2}}=\frac{N(N+1)(N-1)}{3}\cdot\frac{2}{N(N-1)}=\frac{2(N+1)}3。E2=∑i=1Niqi=∑i=1Ni(N−i)(N2)=N(N+1)(N−1)6⋅2N(N−1)=N+13\displaystyle E_2=\sum\limits _{i=1}^{N}iq_i=\frac{\sum\limits _{i=1}^{N}i(N-i)}{\binom{N}{2}}=\frac{N(N+1)(N-1)}{6}\cdot\frac{2}{N(N-1)}=\frac{N+1}3。

この問題で使う考え方

  • 組合せの等確率性
  • 場合の数の集計
  • 期待値の定義

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