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千葉大学/2012年度

千葉大学 2012年 数学 第10問解答・解説

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1問題

千葉大学2012年度第10問

さいころを n 回 ( n≧2n \geq 2 ) 投げ, k 回目 ( 1≦k≦n1 \leq k \leq n ) に出る目を XkX_{k} とする。

(1) 積 X1X2X_{1}X_{2} が 18 以下である確率を求めよ。

(2) 積 X1X2⋯XnX_{1}X_{2}\cdots X_{n} が偶数である確率を求めよ。

(3) 積 X1X2⋯XnX_{1}X_{2}\cdots X_{n} が 4 の倍数である確率を求めよ

(4) 積 X1X2⋯XnX_{1}X_{2}\cdots X_{n} を 3 で割ったときの余りが 1 である確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 7/9。 (2)1−(1/2)n(2) 1-(1/2)^n。 (3)1−(2n+3)/(3⋅2n)(3) 1-(2n+3)/(3·2^n)。 (4)(1/2)(2/3)n(4) (1/2)(2/3)^n。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) X1=iX_1=i を固定したとき iX2≦18iX_2\le18 の個数は i=1,…,6i=1,\ldots,6 に対し 6,6,6,4,3,36,6,6,4,3,3、計28通り。確率は 28/36=7/928/36=7/9。

(2) 積が奇数となるのは全て奇数のときだけなので、偶数となる確率は 1−(1/2)n1-(1/2)^n。

(3) 積が4の倍数でないのは、全て奇数、または2か6がちょうど1回出て他は奇数の場合。個数は 3n+2n3n−13^n+2n3^{n-1}。よって確率は 1−(2n+3)/(3⋅2n)1-(2n+3)/(3\cdot2^n)。

(4) 積が3を法として1になるには、0剰余の目がなく、2剰余の出現回数が偶数であることが必要十分。非0剰余を全回選ぶ確率は (2/3)n(2/3)^n。その条件下では剰余1,2の反転で偶奇が入れ替わるため半数が偶数回。したがって確率は 12(23)n\displaystyle \frac12(\frac23)^n.

各場合を同様に確からしい出目列として数え、偶数・4の倍数は補集合、3を法とする積は余りと偶数回・奇数回の一対一対応で確認した。

この問題で使う考え方

  • 補集合
  • 場合の数
  • 剰余類の偶奇全単射

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