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千葉大学/2012年度

千葉大学 2012年 数学 第12問解答・解説

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1問題

千葉大学2012年度第12問

ℓ,n,d\ell, n, d を自然数とする。このとき自然数の積 (2ℓ+1)nd(2\ell + 1)nd は, ある自然数 aa と 2 以上の整数 mm を用いて

(2ℓ+1)nd=∑i=1m{a+(i−1)d}\displaystyle (2 \ell + 1) n d = \sum\limits _ {i = 1} ^ {m} \{a + (i - 1) d \}

と表せることを証明せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

等差数列の和は ∑i=1m{a+(i−1)d}=ma+m(m−1)2d\displaystyle \sum\limits _{i=1}^{m}\{a+(i-1)d\}=ma+\frac{m(m-1)}2d である。ℓ,n,d\ell,n,d は自然数なので、nn と ℓ\ell の大小で分ける。

n>ℓn>\ell のとき a=(n−ℓ)d,m=2ℓ+1a=(n-\ell)d,\qquad m=2\ell+1 とおく。aa は自然数、m≧3m\ge3 であり、 ∑i=1m{a+(i−1)d}=(2ℓ+1)(n−ℓ)d+(2ℓ+1)2ℓ2d=(2ℓ+1)nd.\displaystyle \sum\limits _{i=1}^{m}\{a+(i-1)d\} =(2\ell+1)(n-\ell)d+\frac{(2\ell+1)2\ell}{2}d =(2\ell+1)nd.

n≦ℓn\le\ell のとき a=(ℓ−n+1)d,m=2na=(\ell-n+1)d,\qquad m=2n とおく。ここでも aa は自然数で、m≧2m\ge2。この場合は ∑i=1m{a+(i−1)d}=2n(ℓ−n+1)d+(2n)(2n−1)2d=n(2ℓ+1)d.\displaystyle \sum\limits _{i=1}^{m}\{a+(i-1)d\} =2n(\ell-n+1)d+\frac{(2n)(2n-1)}2d =n(2\ell+1)d. 両方の場合に必要な a,ma,m が構成でき、求める表示が成り立つ。

この問題で使う考え方

  • 等差数列の和
  • 場合分けによる自然数の構成

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