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琉球大学/2023年度/前期

琉球大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

琉球大学2023年度第1問

a>0a>0 とする。座標平面で関数 y=1xa\displaystyle y=\frac{1}{x^a} のグラフ上の点 (1,1)(1,1) における接線が xx 軸と交わる点を AA、yy 軸と交わる点を BB とし、原点を OO とする。三角形 OABOAB の面積を S(a)S(a) とする。次の問いに答えよ。(50点)

問1 S(a)S(a) を求めよ。

問2 S(a)S(a) の最小値とそのときの aa の値を求めよ。

(解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (問1) S(a)=(a+1)22a\displaystyle S(a)=\frac{(a+1)^2}{2a} (a>0a>0) / (問2) 最小値は 22、a=1a=1のとき。
  • (1)S(a)=(a+1)22a(a>0)\displaystyle (1) \displaystyle S(a)=\frac{(a+1)^2}{2a}\quad(a>0)
    (2)S(a)(2) \displaystyle S(a)の最小値は 2、そのとき a=1\space{}a=1。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

関数を定義域 x>0x>0 で y=x−a=e−aln⁡xy=x^{-a}=e^{-a\ln x} と書くと、 dydx=e−aln⁡x(−ax)=−ax−a−1,\displaystyle \frac{dy}{dx}=e^{-a\ln x}\left(-\frac{a}{x}\right)=-a x^{-a-1}, したがって点 (1,1)(1,1) における接線の傾きは −a-a である。よって接線は y−1=−a(x−1),y=−ax+a+1.y-1=-a(x-1),\qquad y=-ax+a+1. ここで a>0a>0 だから、xx 軸との交点および yy 軸との交点はそれぞれ A(a+1a,0),B(0,a+1)\displaystyle A\left(\frac{a+1}{a},0\right),\qquad B(0,a+1) である。したがって三角形 OABOAB の面積は S(a)=12⋅a+1a⋅(a+1)=(a+1)22a.\displaystyle S(a)=\frac12\cdot\frac{a+1}{a}\cdot(a+1)=\frac{(a+1)^2}{2a}. さらに S(a)=a2+2a+12a=2+(a−1)22a.\displaystyle S(a)=\frac{a^2+2a+1}{2a}=2+\frac{(a-1)^2}{2a}. a>0a>0 より (a−1)22a≧0\displaystyle \dfrac{(a-1)^2}{2a}\geq 0 であり、等号は a=1a=1 のときに成り立つ。よって S(a)S(a) の最小値は 22 で、そのとき a=1a=1 である。

この問題で使う考え方

  • 指数・対数関数の微分
  • 合成関数の微分
  • 曲線の接線
  • 等式・不等式の証明

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