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佐賀大学/2020年度/前期

佐賀大学 2020年 数学 第1問解答・解説

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1問題

佐賀大学2020年度第1問

ある病原菌の検査試薬は、その病原菌に感染している個体に対し誤って陰性反応を示す確率が 3100\displaystyle \frac{3}{100} であり、感染していない個体に対し誤って陽性反応を示す確率が 1100\displaystyle \frac{1}{100} である。ある集団にこの試薬で病原菌の検査を行い、全体の 4%4\% が陽性反応を示したとき、次の問に答えよ。

(1) 病原菌に感染している個体が陽性反応を示す確率を求めよ。

(2) この集団から1つの個体を取り出すとき、その個体が病原菌に感染している確率を求めよ。

(3) この集団の中で陽性反応を示した個体が、実際は病原菌に感染していない確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 97100\displaystyle \quad \frac{97}{100}\quad 。 (2) 132\displaystyle \quad \frac1{32}\quad 。 (3) 31128\displaystyle \quad \frac{31}{128}\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

感染している事象を AA、陽性反応を示す事象を BB とする。

(1) 感染しているとき陰性となる確率が 3/1003/100 なので、その余事象である陽性確率は P(B∣A)=1−3100=97100.\displaystyle P(B\mid A)=1-\frac3{100}=\frac{97}{100}.

(2) 感染している割合を p=P(A)p=P(A) とおく。感染していない場合の陽性確率は 1/1001/100。集団の陽性割合を場合分けして 4100=97100p+1100(1−p).\displaystyle \frac4{100} =\frac{97}{100}p+\frac1{100}(1-p). これを解くと 4=97p+(1−p)=96p+1,p=396=132.\displaystyle 4=97p+(1-p)=96p+1,\qquad p=\frac3{96}=\frac1{32}.

(3) 感染していない割合は 31/3231/32。感染していない人が陽性になる割合は P(A‾∩B)=1100⋅3132.\displaystyle P(\overline A\cap B)=\frac1{100}\cdot\frac{31}{32}. 陽性者全体の割合で割ると、求める条件付き確率は P(A‾∣B)=(1/100)(31/32)4/100=31128.\displaystyle P(\overline A\mid B) =\frac{(1/100)(31/32)}{4/100} =\frac{31}{128}.

答え

(1) 97100\displaystyle \frac{97}{100}。 (2) 132\displaystyle \frac1{32}。 (3) 31128\displaystyle \frac{31}{128}。

この問題で使う考え方

  • 余事象
  • 全確率の考え方
  • 条件付き確率

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