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東京医科大学/2020年度/一般

東京医科大学 2020年 数学 第4問解答・解説

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1問題

東京医科大学2020年度第4問

ある試行の結果起こる三つの事象 AA と BB と CC について考える。 事象 A∪B∪CA\cup B\cup C は全事象であり、それぞれの事象の確率が P(A)=58,P(B)=38,P(C)=516\displaystyle P(A)=\frac{5}{8},\quad P(B)=\frac{3}{8},\quad P(C)=\frac{5}{16} であるとする。さらに、事象 A∩BA\cap B と CC は互いに排反であり、BB が起こったときの AA と CC のそれぞれの起こる条件つき確率が PB(A)=58,PB(C)=112\displaystyle P_B(A)=\frac{5}{8},\quad P_B(C)=\frac{1}{12} であるとする。

(1) 事象 A∩BA\cap B の確率は P(A∩B)=アイウエ\displaystyle P(A\cap B)=\frac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウエ}}} であり、AA が起こったときの BB の起こる条件つき確率は PA(B)=オカ\displaystyle P_A(B)=\frac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カ}}} である。

(2) 事象 B∪CB\cup C の確率は P(B∪C)=キクケコ\displaystyle P(B\cup C)=\frac{\boxed{\text{キク}}}{\boxed{\text{ケコ}}} であり、Cˉ\bar{C} が起こったときの BB の起こる条件つき確率は PCˉ(B)=サシ\displaystyle P_{\bar{C}}(B)=\frac{\boxed{\text{サ}}}{\boxed{\text{シ}}} である。ここで Cˉ\bar{C} は CC の余事象である。

(3) 事象 A∩CA\cap C の確率は P(A∩C)=スセソ\displaystyle P(A\cap C)=\frac{\boxed{\text{ス}}}{\boxed{\text{セソ}}} であり、CC が起こったときの A∪BA\cup B の起こる条件つき確率は PC(A∪B)=タチ\displaystyle P_C(A\cup B)=\frac{\boxed{\text{タ}}}{\boxed{\text{チ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

条件付き確率の定義、和事象・余事象の公式、および三事象の包除原理を順に用いる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) P(A∩B)=1564,PA(B)=38;\displaystyle (1)\space{}P(A\cap B)=\frac{15}{64},\quad P_A(B)=\frac{3}{8};
    (2) P(B∪C)=2132,PCˉ(B)=12;\displaystyle (2)\space{}P(B\cup C)=\frac{21}{32},\quad P_{\bar C}(B)=\frac{1}{2};
    (3) P(A∩C)=364,PC(A∪B)=14.\displaystyle (3)\space{}P(A\cap C)=\frac{3}{64},\quad P_C(A\cup B)=\frac{1}{4}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

条件付き確率の定義より P(A∩B)=PB(A)P(B)=58⋅38=1564,P(B∩C)=PB(C)P(B)=112⋅38=132.\displaystyle P(A\cap B)=P_B(A)P(B)=\frac58\cdot\frac38=\frac{15}{64},\qquad P(B\cap C)=P_B(C)P(B)=\frac1{12}\cdot\frac38=\frac1{32}. したがって PA(B)=P(A∩B)P(A)=15/645/8=38.\displaystyle P_A(B)=\frac{P(A\cap B)}{P(A)} =\frac{15/64}{5/8}=\frac38.

次に、和事象の確率と余事象を用いると P(B∪C)=P(B)+P(C)−P(B∩C)=38+516−132=2132.\displaystyle P(B\cup C)=P(B)+P(C)-P(B\cap C) =\frac38+\frac5{16}-\frac1{32}=\frac{21}{32}. また P(B∩Cˉ)=P(B)−P(B∩C)=38−132=1132,P(Cˉ)=1−516=1116\displaystyle P(B\cap\bar C)=P(B)-P(B\cap C)=\frac38-\frac1{32}=\frac{11}{32}, \quad P(\bar C)=1-\frac5{16}=\frac{11}{16} なので PCˉ(B)=P(B∩Cˉ)P(Cˉ)=11/3211/16=12.\displaystyle P_{\bar C}(B)=\frac{P(B\cap\bar C)}{P(\bar C)} =\frac{11/32}{11/16}=\frac12.

A∩BA\cap B と CC は排反だから P(A∩B∩C)=0P(A\cap B\cap C)=0 である。三事象の包除原理と P(A∪B∪C)=1P(A\cup B\cup C)=1 より 1=P(A)+P(B)+P(C)−P(A∩B)−P(A∩C)−P(B∩C).1=P(A)+P(B)+P(C)-P(A\cap B)-P(A\cap C)-P(B\cap C). よって P(A∩C)=58+38+516−1564−132−1=364.\displaystyle P(A\cap C)=\frac58+\frac38+\frac5{16}-\frac{15}{64}-\frac1{32}-1 =\frac3{64}. さらに (A∩C)(A\cap C) と (B∩C)(B\cap C) は排反であるから PC(A∪B)=P((A∪B)∩C)P(C)=P(A∩C)+P(B∩C)P(C)=3/64+1/325/16=14.\displaystyle P_C(A\cup B) =\frac{P((A\cup B)\cap C)}{P(C)} =\frac{P(A\cap C)+P(B\cap C)}{P(C)} =\frac{3/64+1/32}{5/16} =\frac14.

この問題で使う考え方

  • 確率の基本法則
  • 余事象
  • 条件付き確率

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