(1) 点 D の座標を (x,y,z) とする。OD=AD=2 より x2+y2+z2=(x−2)2+y2+z2 となるので、x=1 である。同様に OD=CD=2 から y=1 を得る。さらに OD=2 より 1+1+z2=4, したがって z2=2 である。z の正負を指定すると、D1=(1,1,2)、D2=(1,1,−2) となる。
(2) 各ベクトルを成分で表すと OA=(2,0,0),OD1=(1,1,2),OP=(1,1,0) である。条件のベクトルを w とすると w=aOA+bOD1−OP=(2a+b−1, b−1, 2b). これが OA に垂直であることから w⋅OA=2(2a+b−1)=0, すなわち 2a+b=1 である。また、OD1 に垂直であることから w⋅OD1=(2a+b−1)+(b−1)+2b=0, すなわち a+2b=1 である。この連立方程式を解いて a=b=31 を得る。この値を代入すると w=(0,−32,32) となり、実際に両ベクトルとの内積は 0 である。
(3) 正方形 OABC の各辺の長さは 2 であり、D1,D2 と各頂点 O,A,B,C との距離も、距離の二乗が 1+1+2=4 となるので 2 である。よって V は辺の長さ 2 の正八面体で、その中心は T=(1,1,0) である。
面 OAD1 の重心を G とすると G=3O+A+D1=(1,31,32). ここで TG=(0,−32,32) は OA に垂直であり、また TG⋅OD1=−32+32=0 である。OA と OD1 はこの面内で平行でないから、TG は面 OAD1 に垂直であり、G は垂線の足である。したがって r=TG=(32)2+(32)2=36. 正八面体の対称性により、中心 T から他の面までの距離も同じなので、この半径の球はすべての面に接する。
各面は正三角形なので、球と各面との接点はその面の重心である。T を原点とする座標を (X,Y,Z)=(x−1,y−1,z) とすると、8個の接点の座標は (0,±32,±32),(±32,0,±32) である。水平面を回転した座標 u=2X+Y、v=2Y−X、w=Z で表すと、これらは (±32,±32,±32) の8点、すなわち3成分の符号がそれぞれ独立に定まる点となる。これらを頂点とする凸多面体は立方体であり、その1辺の長さは座標の1成分だけが異なる頂点間の距離だから 2⋅32=322 である。