曲線を表す関数をf(x)=1/xとおくと、f′(x)=−1/x2である。接点(b,1/b)における接線はy−b1=−b21(x−b),y=b2−b2xとなる。これが(2a,0)を通るから2/b−2a/b2=0、すなわちb=aである。したがってc=2/b=2/a。
曲線と接線の差はx1−(a2−a2x)=a2x(x−a)2≧0(x>0)である。Sはa≦x≦2aで曲線と接線に挟まれるので、t=x/aとおくと∣S∣=∫a2aa2x(x−a)2dx=∫12t(t−1)2dt=log2−21.
Tでは、直線y=2/aと曲線の交点のx座標はa/2であり、直線と接線の交点は(0,2/a)である。よって0≦x≦a/2では上側がy=2/a、下側が接線であり、a/2≦x≦aでは上側が曲線、下側が接線である。したがって∣T∣=∫0a/2a2xdx+∫a/2aa2x(a−x)2dx=81+∫1/21t(1−t)2dt=log2−21.
Sを直線x=aのまわりに回転すると、半径x−a、高さ(x−a)2/(a2x)の円筒殻ができる。よってU=2π∫a2a(x−a)a2x(x−a)2dx=2πa∫12t(t−1)3dt=2πa(65−log2).
Tを同じ軸のまわりに回転すると、0≦x≦a/2での高さはx/a2、a/2≦x≦aでの高さは(a−x)2/(a2x)である。半径はいずれもa−xなので、V=2π(∫0a/2(a−x)a2xdx+∫a/2aa2x(a−x)3dx)=2πa(121+∫1/21t(1−t)3dt)=2πa(log2−127).
Wは水平な円筒殻で求める。1/a≦y≦2/aにおいて、曲線上の点のx座標は1/y、接線上の点のx座標は2a−a2yである。u=ayとすると、この高さでの領域の横幅はy1−(2a−a2y)=au(u−1)2,回転軸からの距離は(u−1)/a、またdy=du/aである。したがってW=2π∫1/a2/a(y−a1)(y1−2a+a2y)dy=a2π∫12u(u−1)3du=a2π(65−log2).
最後に、U−V=2πa(1217−2log2).与えられた210<e7の両辺の自然対数をとるとlog2<7/10であるから、1217−2log2>1217−57=601>0.a>0よりU−V>0、したがってU>Vである。