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山形大学/2018年度

山形大学 2018年 数学 第5問解答・解説

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1問題

山形大学2018年度第5問

曲線 y=log⁡x(x>0)y = \log x (x > 0) を CC とする. a>1a > 1 とし, 点 (1, 0) における曲線 CC の接線を L1L_1, 点 A(a,log⁡a)A(a, \log a) における曲線 CC の接線を LaL_a とする. このとき, 次の問に答えよ.

(1) 不定積分 ∫(log⁡x)2dx\displaystyle \int(\log x)^{2}dx を求めよ.

(2) 直線 LaL_{a} の方程式および直線 L1L_{1} と直線 LaL_{a} の交点の x 座標を求めよ.

(3) 2 直線 L1,LaL_{1}, L_{a} と曲線 CC で囲まれた図形の面積を S(a)S(a) とするとき, 極限値 lim⁡a→∞S(a)a\displaystyle \lim\limits _{a \to \infty} \frac{S(a)}{a} を求めよ. ただし, lim⁡a→∞(log⁡a)ka=0(k=1,2,3,⋯ )\displaystyle \lim\limits _{a \to \infty} \frac{(\log a)^{k}}{a} = 0 (k = 1, 2, 3, \cdots) を用いてよい.

(4) 2 直線 L1,LaL_{1}, L_{a} と曲線 CC で囲まれた図形を xx 軸の周りに1回転してできる立体の体積を V(a)V(a) とするとき, 極限値 lim⁡a→∞V(a)alog⁡a\displaystyle \lim\limits _{a \to \infty} \frac{V(a)}{a \log a} を求めよ. ただし, lim⁡a→∞(log⁡a)ka=0(k=1,2,3,⋯ )\displaystyle \lim\limits _{a \to \infty} \frac{(\log a)^{k}}{a} = 0 (k = 1, 2, 3, \cdots) を用いてよい.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解説 接線を求めると L1:y=x−1L_1:y=x-1、La:y=x/a+log⁡a−1L_a:y=x/a+\log a-1。交点の xx 座標を c=alog⁡a/(a−1)c=a\log a/(a-1) とおく。対数の基本不等式から 1<c<a1<c<a である。

(1)は部分積分で計算する。(3)では対数曲線の接線が曲線の上にあり、二接線の交点で上側の境界が切り替わるので、二つの積分に分けて面積を得る。整理すると S(a)=(a−1)/2−a(log⁡a)2/[2(a−1)]S(a)=(a-1)/2-a(\log a)^2/[2(a-1)] で、指定された対数極限から比は 1/21/2 に収束する。

(4)の断面は、接線を外半径、対数曲線を内半径とする円環。積分すると、L=log⁡aL=\log a、d=c−1d=c-1 に対し V(a)/π=aL3/3−a(L2−2L+2)+2−(a−1)d3/3.V(a)/\pi=aL^3/3-a(L^2-2L+2)+2-(a-1)d^3/3. d=L−1+L/(a−1)d=L-1+L/(a-1) を代入すると、主要項は相殺する。残差で必要な L2/aL^2/a は問題文で0への収束が許されているため、V(a)/(πaL)→1V(a)/(\pi aL)\to1。

答え (1) x{(log⁡x)2−2log⁡x+2}+Cx\{(\log x)^2-2\log x+2\}+C。 (2) La:y=x/a+log⁡a−1L_a:y=x/a+\log a-1、交点の xx 座標は alog⁡a/(a−1)a\log a/(a-1)。 (3) 1/21/2。 (4) π\pi。

この問題で使う考え方

  • 指数・対数関数の微分
  • 第二次導関数
  • 曲線の接線
  • 部分積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 不定積分・定積分の性質
  • 曲線で囲まれた面積
  • 定積分による体積

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