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山形大学/2018年度

山形大学 2018年 数学 第3問解答・解説

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1問題

山形大学2018年度第3問

座標空間において,点 O を原点とし,4 点 A(1, 2, 1),B(2, -1, -3),C(1, 1, 1),D(3, 2, -1) がある.このとき,次の間に答えよ.

(1) ∠AOB=θ\angle AOB = \theta とするとき, cos⁡θ\cos\theta の値を求めよ.

(2) △AOB の面積を求めよ.

(3) 2 点 O, A を通る直線を L1L_{1}, 2 点 O, B を通る直線を L2L_{2} とする. 直線 L1L_{1} 上に点 E, 直線 L2L_{2} 上に点 F をとる. ここで, 点 E と点 F は異なるとする. いま, EF→\overrightarrow{\mathrm{EF}} と OC→\overrightarrow{\mathrm{OC}} は垂直で, 2 点 E, F を通る直線 L3L_{3} が点 D を通るとき, 次の (i), (ii) に答えよ.

(i) 直線 L3L_{3} と xy 平面との交点の座標を求めよ.

(ii) 点 B と直線 L3L_{3} 上の点との距離の最小値を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)cos⁡θ=−3221,(2)[△AOB]=532,(3)(i)(2,2,0),(3)(ii)362.\displaystyle \begin{aligned} \text{(1)}\quad &\cos\theta=-\frac{3}{2\sqrt{21}},\\ \text{(2)}\quad &[\triangle AOB]=\frac{5\sqrt3}{2},\\ \text{(3)(i)}\quad &(2,2,0),\\ \text{(3)(ii)}\quad &\frac{3\sqrt6}{2}. \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) OA→=(1,2,1)\overrightarrow{OA}=(1,2,1)、OB→=(2,−1,−3)\overrightarrow{OB}=(2,-1,-3) より OA→⋅OB→=−3,∣OA∣=6,∣OB∣=14.\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}=-3,\qquad |OA|=\sqrt6,\qquad |OB|=\sqrt{14}. したがって cos⁡θ=OA→⋅OB→∣OA∣∣OB∣=−3614=−3221.\displaystyle \cos\theta=\frac{\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}}{|OA||OB|}=\frac{-3}{\sqrt6\sqrt{14}}=\boxed{-\frac{3}{2\sqrt{21}}}.

(2) 0<θ<π0<\theta<\pi なので sin⁡θ=1−cos⁡2θ=1−984=527.\displaystyle \sin\theta=\sqrt{1-\cos^2\theta}=\sqrt{1-\frac{9}{84}}=\frac{5}{2\sqrt7}. よって [△AOB]=12∣OA∣∣OB∣sin⁡θ=12614⋅527=532.\displaystyle [\triangle AOB]=\frac12|OA||OB|\sin\theta=\frac12\sqrt6\sqrt{14}\cdot\frac{5}{2\sqrt7}=\boxed{\frac{5\sqrt3}{2}}.

(3)(i) E=sAE=sA、F=tBF=tB とおく。EF→=tB−sA\overrightarrow{EF}=tB-sA と OC→=C\overrightarrow{OC}=C が垂直だから (tB−sA)⋅C=0.(tB-sA)\cdot C=0. A⋅C=4A\cdot C=4、B⋅C=−2B\cdot C=-2 より −2t−4s=0-2t-4s=0、すなわち t=−2st=-2s。また E≠FE\ne F より s≠0s\ne0 であり、 EF→=−s(A+2B)=−5s(1,0,−1).\overrightarrow{EF}=-s(A+2B)=-5s(1,0,-1). したがって L3L_3 の方向ベクトルは (1,0,−1)(1,0,-1)。点 D=(3,2,−1)D=(3,2,-1) を通るので L3:(x,y,z)=(3,2,−1)+λ(1,0,−1).L_3:(x,y,z)=(3,2,-1)+\lambda(1,0,-1). z=0z=0 とすると λ=−1\lambda=-1 だから、xy 平面との交点は (2,2,0).\boxed{(2,2,0)}.

(3)(ii) L3L_3 の方向を v=(1,0,−1)v=(1,0,-1)、u=B−D=(−1,−3,−2)u=B-D=(-1,-3,-2) とする。垂線の足を H=D+τvH=D+\tau v とすれば (B−H)⋅v=0(B-H)\cdot v=0 より τ=u⋅v∣v∣2=12.\displaystyle \tau=\frac{u\cdot v}{|v|^2}=\frac12. したがって ∣BH∣=∣u−12v∣=∣(−32,−3,−32)∣=272=362.\displaystyle |BH|=\left|u-\frac12v\right|=\left|\left(-\frac32,-3,-\frac32\right)\right|=\sqrt{\frac{27}{2}}=\boxed{\frac{3\sqrt6}{2}}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察
  • 三角比による面積

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