東京医科歯科大学/2000年度
東京医科歯科大学 2000年 数学 第1問解答・解説
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1問題
箱の中に2枚のカードが入っていて, 1枚には複素数 が, 他の1枚には が記入してある ( は虚数単位)。この箱からランダムに1枚のカードを取り出し, カードに記された複素数を記録した後にカードを元の箱に戻す。この操作を何度も繰り返し, 第 回目の操作で記録された複素数を とする。 から までの積 に関して以下の確率を求めよ。
(1) となる確率。
(2) となる確率。
(3) が偶数のとき, が虚数となる確率。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)3/8
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)121/128
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)1/2
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
、 とおくと より である。第 回までに が出た回数を とすれば、 は 回出ているから 復元抽出なので、各 回の結果は等確率 であり、 が 回出る結果は 通りである。
(1) なので、 ならば となり、、すなわち である。逆に なら 。よって確率は
(2) である。 なら 、 なら だから、条件は と同値である。したがって
(3) は偶数なので 、ただし は整数である。また より が偶数なら は実数、 が奇数なら なので は純虚数となる。従って が虚数となるのは が奇数のときである。 について これは 、 の和と差から従う。したがって の偶奇のどちらを指定しても該当する結果は 通りであり、求める確率は
この問題で使う考え方
- 複素数の冪の整理
- 二項係数
- 余事象
- 二項和の偶奇分解
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