am を、3回連続の表を含まない長さ m の表裏列の数とする。操作が n 回以上続くのは最初の n−1 回に表3連続がないときなので Qn=2n−1an−1. 安全な列を末尾が裏、裏表、裏表表の3通りに分けると(短い場合の初期値も含め) a0=1,a1=2,a2=4,am=am−1+am−2+am−3 (m≧3). よって a3=7, a4=13, a5=24, a6=44 である。
(1) P3=1/23=1/8。n≧4 でちょうど n 回目に終了するには、最後の3回が表で、その直前の第 n−3 回が裏でなければならない。それより前の n−4 回には表3連続がない。したがって Pn=2nan−4(n≧4). これより P4=161,P5=322=161,P6=644=161,P7=1287.
(2) 上の am の値から Q6=25a5=3224=43,Q7=26a6=6444=1611.
(3) Qn−1−Qn=Pn−1 である。n−1 回目に初めて終了するには、最初の n−5 回に表3連続がなく、第 n−4 回が裏、その後の3回が表となる。独立性より Pn−1=Qn−4⋅21⋅(21)3=161Qn−4. ゆえに Qn−Qn−1=−161Qn−4(n≧5).
(4) 初期値は Q4=87,Q5=1613,Q6=43,Q7=1611. これらはそれぞれ (87)4=40962401<43,(1613)2=256169<43,(43)4<(43)3,1611<43 より、Qn<(3/4)(n−3)/4 を n=4,5,6,7 で満たす。
n≧8 とする。(3)を k=n−3,n−2,n−1,n に適用して足すと Qn=Qn−4−161(Qn−7+Qn−6+Qn−5+Qn−4). Qj は j とともに非増加なので、括弧内の各項は Qn−4 以上である。したがって Qn≦43Qn−4. 帰納法の仮定 Qn−4<(3/4)(n−7)/4 を用いれば Qn≦43Qn−4<(43)1+(n−7)/4=(43)(n−3)/4. 以上によりすべての n≧4 で示された。