東京医科歯科大学/2014年度
東京医科歯科大学 2014年 数学 第1問解答・解説
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1問題
自然数 に対し、3個の数字 から重複を許して 個並べたもの の全体の集合を とおく。 の要素 に対し、次の2つの条件を考える。
条件 : である整数 の組で、 を満たすものが少なくとも1つ存在する。
条件 : である整数 の組で、 を満たすものが少なくとも1つ存在する。
例えば、 の要素 は条件 を満たすが、条件 は満たさない。
の要素 のうち、条件 を満たさないものの個数を 、条件 を満たさないものの個数を とおく。このとき以下の各問いに答えよ。
(1) と を求めよ。
(2) を を用いて表せ。
(3) を と を用いて表せ。
(4) を を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(2) を満たさない列を数える。2が一つもない列は 個。2がある場合、最後の2の位置を とする。位置 には1が現れないので各項は2または3、位置 には2が現れないので各項は1または3である。よってこの場合の個数は各 につき 個であり、 を足して 個。したがって 。特に 。
(3) 長さ の列の最初の項で場合分けする。最初が1なら、残りの列に「2の後に3」があることと全体が を満たすことは同値である。残りがそのような2項列を含まない個数は、数字の置換対称性により 。最初が2または3なら、その最初の項は の順の組に使えず、 の有無は残りの長さ の列だけで決まるので各場合 個。ゆえに 。
(1) , , であり、。上の漸化式から , , 。従って , 。
(4) と置くと、漸化式と から 。また だから、。よって 。
この問題で使う考え方
- 末位置分類
- 漸化式
- 階差和
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