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滋賀医科大学/2018年度/前期

滋賀医科大学 2018年 数学 第1問解答・解説

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1問題

滋賀医科大学2018年度第1問

関数r=3+cos⁡θr=3+\cos\thetaと,その導関数r′r'および第2次導関数r′′r''に対して, f(θ)=(r2+(r′)2)32r2+2(r′)2−rr′′\displaystyle f(\theta)=\frac{\left(r^2+(r')^2\right)^{\frac{3}{2}}}{r^2+2(r')^2-rr''} とおく。

(1) f(0)f(0)およびf(π)f(\pi)を求めよ。

(2) f(θ)f(\theta)はθ=0\theta=0およびθ=π\theta=\piで極大値をとることを示せ。

(3) f(θ)f(\theta)の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) f(0)=165,f(π)=4\displaystyle f(0)=\frac{16}{5},\quad f(\pi)=4。(2) θ=0,π\theta=0,\pi で局所極大。(3) 最小値 222\sqrt2、cos⁡θ=−13\displaystyle \cos\theta=-\frac13。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

x=cos⁡θx=\cos\theta と置くと r=3+x,r′=−sin⁡θ,r′′=−xr=3+x, r'=-\sin\theta, r''=-x なので r2+(r′)2=(3+x)2+1−x2=2(5+3x),r^2+(r')^2=(3+x)^2+1-x^2=2(5+3x), r2+2(r′)2−rr′′=(3+x)2+2(1−x2)+(3+x)x=11+9x.r^2+2(r')^2-rr''=(3+x)^2+2(1-x^2)+(3+x)x=11+9x. −1≦x≦1-1\le x\le1 では分母 11+9x≧211+9x\ge2。従って f(θ)=F(x)f(\theta)=F(x) と書くと F(x)=22(5+3x)3/211+9x.\displaystyle F(x)=\frac{2\sqrt2(5+3x)^{3/2}}{11+9x}. (1) x=1,−1x=1,-1 を代入して f(0)=163/220=165,f(π)=43/22=4.\displaystyle f(0)=\frac{16^{3/2}}{20}=\frac{16}{5},\qquad f(\pi)=\frac{4^{3/2}}2=4. (2) 微分すると F′(x)=92(1+3x)5+3x(11+9x)2,f′(θ)=−sin⁡θF′(cos⁡θ).\displaystyle F'(x)=\frac{9\sqrt2(1+3x)\sqrt{5+3x}}{(11+9x)^2}, \qquad f'(\theta)=-\sin\theta F'(\cos\theta). θ=0\theta=0 の左側では f′>0f'>0、右側では f′<0f'<0。θ=π\theta=\pi の近くでも左側で f′>0f'>0、右側で f′<0f'<0。従ってどちらも局所極大点である。 (3) F′F' は x<−1/3x<-1/3 で負、x>−1/3x>-1/3 で正なので、最小は x=−1/3x=-1/3、すなわち cos⁡θ=−1/3\cos\theta=-1/3 のときにとる。値は F(−1/3)=83/28=22.\displaystyle F(-1/3)=\frac{8^{3/2}}8=2\sqrt2.

この問題で使う考え方

  • cosθによる一変数化
  • 導関数の符号による極値判定

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