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島根大学/2014年度/前期

島根大学 2014年 数学 第1問解答・解説

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1問題

島根大学2014年度第1問

3つの箱 X,Y,ZX,Y,Z と3つの玉 a,b,ca,b,c があり、1つの箱には1つの玉が入るとする。箱 XX には aa が、箱 YY には bb が、箱 ZZ には cc が入っている状態から始めて、次の操作を繰り返し行う。

「数字 1,2,3,4,51,2,3,4,5 の中から無作為に1つの数字 mm を選ぶ。m=1m=1 ならば、箱 Y,ZY,Z にある玉をそれぞれ箱 Z,YZ,Y に移す。m=2m=2 ならば、箱 X,ZX,Z にある玉をそれぞれ箱 Z,XZ,X に移す。m=3m=3 ならば、箱 X,YX,Y にある玉をそれぞれ箱 Y,XY,X に移す。m=4m=4 ならば、箱 X,Y,ZX,Y,Z にある玉をそれぞれ箱 Y,Z,XY,Z,X に移す。m=5m=5 ならば、箱 X,Y,ZX,Y,Z にある玉をそれぞれ箱 Z,X,YZ,X,Y に移す。」

この操作を nn 回繰り返したあとに3つの玉が最初の状態に戻っている確率を pnp_{n} とする。箱 X,Y,ZX,Y,Z にそれぞれ玉 x,y,zx,y,z が入っている状態を (x,y,z)(x,y,z) と表す。たとえば、最初の状態は (a,b,c)(a,b,c) である。このとき、次の問いに答えよ。

(1) 1回目の操作を行ったあとの起こりうる状態をすべて挙げ、p1,p2p_{1},p_{2} を求めよ。

(2) nn 回目の操作を行ったあとの状態が最初の状態 (a,b,c)(a,b,c) となっていない確率を qnq_{n} とする。n≧1n\geq1 のとき、pn+1=15qn\displaystyle p_{n+1}=\frac{1}{5}q_{n} が成り立つことを示せ。

(3) pnp_{n} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)f(0)=16/5,f(π)=4(1) f(0)=16/5, f(π)=4。(2)θ=0,π(2) θ=0,πで局所極大。(3) 最小値2√2、cosθ=−1/3cosθ=−1/3。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

x=cos⁡θx=\cos\theta とおくと r=3+x,r′=−sin⁡θ,r′′=−xr=3+x, r'=-\sin\theta, r''=-x。よって r2+(r′)2=(3+x)2+1−x2=2(5+3x),r^2+(r')^2=(3+x)^2+1-x^2=2(5+3x), r2+2(r′)2−rr′′=(3+x)2+2(1−x2)+(3+x)x=11+9x.r^2+2(r')^2-rr''=(3+x)^2+2(1-x^2)+(3+x)x=11+9x. −1≦x≦1-1\le x\le1 では分母は2以上で、f(θ)=F(x)f(\theta)=F(x) と書ける。ここで F(x)=22(5+3x)3/211+9x.\displaystyle F(x)=\frac{2\sqrt2(5+3x)^{3/2}}{11+9x}. (1) 端点を代入して f(0)=F(1)=163/220=165,f(π)=F(−1)=43/22=4.\displaystyle f(0)=F(1)=\frac{16^{3/2}}{20}=\frac{16}{5},\qquad f(\pi)=F(-1)=\frac{4^{3/2}}2=4. (2) 微分すると F′(x)=92(1+3x)5+3x(11+9x)2,f′(θ)=−sin⁡θF′(cos⁡θ).\displaystyle F'(x)=\frac{9\sqrt2(1+3x)\sqrt{5+3x}}{(11+9x)^2},\qquad f'(\theta)=-\sin\theta F'(\cos\theta). θ=0\theta=0 の左側では sin⁡θ<0\sin\theta<0、右側では sin⁡θ>0\sin\theta>0、かつ近傍で F′(cos⁡θ)>0F'(\cos\theta)>0。よってfは左側で増加し右側で減少する。θ=π\theta=\pi の近くでは F′(cos⁡θ)<0F'(\cos\theta)<0 となり、同様に左側で増加、右側で減少する。どちらも局所極大点である。 (3) F′F' の符号は 1+3x1+3x の符号なので、Fは x=−1/3x=-1/3 で最小となる。このとき F(−1/3)=83/28=22.\displaystyle F(-1/3)=\frac{8^{3/2}}8=2\sqrt2. 従ってfの最小値は 222\sqrt2、条件は cos⁡θ=−1/3\cos\theta=-1/3。

この問題で使う考え方

  • cosθによる一変数化
  • 導関数の符号による極値判定

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