滋賀医科大学/2020年度/前期
滋賀医科大学 2020年 数学 第4問解答・解説
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1問題
を正の整数とし, 以下の正の整数全体の集合を とする。すなわち, である。 の部分集合 と の要素 に対して を, ならば , ならば と定める。例えば のとき, である。また, の部分集合 に対して, の要素の個数を で表す。
(1) を の部分集合, を に関する の補集合とする。 を示せ。
(2) を の部分集合とする。 を すべてを用いて表せ。
(3) を の部分集合, の少なくとも一つに属する要素全体の集合を とする。 を示せ。
(4) (3)の と について考える。整数 から異なる 個を選んで とし, のどれにも属する要素全体の集合 をつくる。 の選び方 通りをすべて考え,それぞれが定める集合 を任意に並べて とおく。さらに, とする。このとき, を示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) である。なら 、なら なので、 また、のときは で積は1。どちらか一方でも またはなら積は0である。ゆえに (2) は のときだけ1で、それ以外は0なので、 (3) 各因子 は、のとき1、のとき0である。したがって は、が4集合のどれにも属さないときだけ1で、それ以外は0。ゆえに (4) とする。これは を含む集合の個数である。の和で、を含む 集合の交わりが数えられる回数は、該当する 個から 個を選ぶ数 である。従って における の寄与は ここで と約束する。なら上式は0、なら二項定理により1である。これはちょうど に等しい。全ての について足し、(2)を用いると、
この問題で使う考え方
- 集合と包含
- 組合せ
- 二項定理
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