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島根大学/2007年度/前期

島根大学 2007年 数学 第3問解答・解説

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1問題

島根大学2007年度第3問

座標平面上の2定点を A(−1,0), B(1,0)A(-1,0),\ B(1,0) とする。r>2r>2 とし、BB を中心とする半径 rr の円を CC とするとき、次の問いに答えよ。   (1) 点 P(x0,y0)P(x_0,y_0) を円 CC 上の点とするとき、APAP の垂直二等分線の方程式を求めよ。   (2) 2点 B,PB,P を通る直線と APAP の垂直二等分線との交点を Q(X,Y)Q(X,Y) とするとき、x0,y0x_0,y_0 を X,Y,rX,Y,r を用いて表せ。   (3) 点 PP が円 CC 上を動くとき、点 QQ の軌跡を求め、その概形をかけ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 垂直二等分線上の点を(x,y)(x,y)とすると(x+1)2+y2=(x−x0)2+(y−y0)2(x+1)^2+y^2=(x-x_0)^2+(y-y_0)^2より 2(x0+1)x+2y0y=x02+y02−1.\boxed{2(x_0+1)x+2y_0y=x_0^2+y_0^2-1}. (2) P=B+r(u,v)P=B+r(u,v)、u2+v2=1u^2+v^2=1と表す。直線BPBP上のQQをQ=B+λr(u,v)Q=B+\lambda r(u,v)とおき(1)に代入すると λ=r2−42r(r+2u).\displaystyle \lambda=\frac{r^2-4}{2r(r+2u)}. r>2r>2より分母は正で、0<λ<10<\lambda<1である。実際、λ\lambdaの最大値は(r+2)/(2r)<1(r+2)/(2r)<1である。従ってQQは線分BPBPの内部にあり、AQ=PQAQ=PQからAQ+BQ=rAQ+BQ=rとなる。 AQ2−BQ2=4XAQ^2-BQ^2=4Xより BQ=r2−4X2r,λ=r2−4X2r2>0.\displaystyle BQ=\frac{r^2-4X}{2r},\qquad \lambda=\frac{r^2-4X}{2r^2}>0. これとQ−B=λ(P−B)Q-B=\lambda(P-B)から x0=1+2r2(X−1)r2−4X,y0=2r2Yr2−4X.\displaystyle \boxed{x_0=1+\frac{2r^2(X-1)}{r^2-4X},\qquad y_0=\frac{2r^2Y}{r^2-4X}}. (3) AQ+BQ=rAQ+BQ=rは焦点A,BA,B、長軸の長さrrの楕円である。その方程式は X2r2/4+Y2(r2−4)/4=1.\displaystyle \boxed{\frac{X^2}{r^2/4}+\frac{Y^2}{(r^2-4)/4}=1}. 概形は原点を中心とし、頂点(±r/2,0)(\pm r/2,0)、(0,±r2−4/2)(0,\pm\sqrt{r^2-4}/2)を通る楕円である。 逆にこの楕円上のQQを任意に取る。Q≠BQ\ne Bかつ0<BQ<r0<BQ<rなので、半直線BQBQ上にBP=rBP=rとなるPPを取れる。このときPQ=r−BQ=AQPQ=r-BQ=AQよりQQはAPAPの垂直二等分線上にあり、所要の交点となる。従って軌跡に欠ける点はない。

この問題で使う考え方

  • 等距離条件
  • 直線の媒介変数
  • 軌跡の逆確認

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