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島根大学/2007年度/前期

島根大学 2007年 数学 第4問解答・解説

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1問題

島根大学2007年度第4問

曲線 C: y=2log⁡x−1C:\ y=2\log x-1 上の点 P(p, 2log⁡p−1)P(p,\ 2\log p-1) における接線と xx 軸との交点を AA とし、原点を OO とする。このとき、次の問いに答えよ。

(1) AA が xx 軸の正の部分にあるような pp の値の範囲を求めよ。

(2) (1) のもとで PP が第1象限にあるとする。△OAP\triangle OAP の面積 S(p)S(p) を最大にする pp を求めよ。

(3) (2) で求めた pp に対し、直線 x=px=p と曲線 CC および xx 軸で囲まれた図形を yy 軸のまわりに一回転させてできる回転体の体積 VV を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 0<p<e3/20<p<e^{3/2}。(2) p=e5/2p=e^{\sqrt5/2}。(3) V=π((5−2)e5+e)V=\pi\left((\sqrt5-2)e^{\sqrt5}+e\right)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線上では p>0p>0。接線は y−(2log⁡p−1)=2p(x−p),y=2px+2log⁡p−3.\displaystyle y-(2\log p-1)=\frac2p(x-p),\qquad y=\frac2p x+2\log p-3. したがって xx 軸との交点の座標は p(32−log⁡p)\displaystyle p(\frac32-\log p)。よって 0<p<e3/2.0<p<e^{3/2}.

さらに PP が第1象限なら e1/2<p<e3/2e^{1/2}<p<e^{3/2}。t=log⁡p−12\displaystyle t=\log p-\frac12 と置くと 0<t<10<t<1、OA=et+1/2(1−t)OA=e^{t+1/2}(1-t)、PP の高さは 2t2t だから S=et+1/2t(1−t),dSdt=et+1/2(1−t−t2).\displaystyle S=e^{t+1/2}t(1-t),\qquad \frac{dS}{dt}=e^{t+1/2}(1-t-t^2). 1−t−t21-t-t^2 は 0<t<10<t<1 で減少し、唯一の零点 t=(5−1)/2t=(\sqrt5-1)/2 で正から負に変わる。従って p=e5/2p=e^{\sqrt5/2}。このとき高さは 5−1\sqrt5-1 であり、水平断面の内半径は e(y+1)/2e^{(y+1)/2}、外半径は pp なので V=π∫05−1(p2−ey+1)dy=π(e5(5−1)−(e5−e))=π((5−2)e5+e).\displaystyle \begin{aligned} V&=\pi\int_0^{\sqrt5-1}\left(p^2-e^{y+1}\right)dy\\ &=\pi\left(e^{\sqrt5}(\sqrt5-1)-(e^{\sqrt5}-e)\right) =\pi\left((\sqrt5-2)e^{\sqrt5}+e\right). \end{aligned}

接線の切片条件をpの範囲に直し、第1象限条件と合わせて開区間を得る。対数変数tでは面積関数の導関数の符号が一度だけ変わるので最大は内部で達成する。最後は回転体の水平断面を環として積分し、曲線側を内半径、垂直線x=p側を外半径とする。

この問題で使う考え方

  • 接線方程式と切片
  • 対数変数による最大値判定
  • 回転体の断面積積分

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