島根大学/2009年度/前期
島根大学 2009年 数学 第4問解答・解説
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1問題
を0でない実数とし, とする。このとき,次の問いに答えよ。
(1) のとき, の異なる要素をすべて求めよ。
(2) すべての自然数 に対して となることを示せ。
(3) の要素は3個ではないことを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 。 (2) 。 (3) は2個、4個または無限個であり、3個ではない。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
とし、 とおく。直接計算すると
(1) では 従って奇数乗は 、偶数乗は である。、 より異なる2行列であり、
(2) を用いる。 では 。 と仮定すると よって帰納法により、全ての自然数 で成立する。
(3) とおく。(2)から また 、 であり、、 なので非零定数倍どうしでも 型と 型は一致しない。
なら で2要素。
なら奇数乗は 、偶数乗は で、上の成分比較と非零性から4要素は相異なる。
最後に とする。もし に対し なら、 より 。実数 の正整数乗が となるのは または の場合だけなので矛盾する。よって奇数乗だけでも無限個の相異なる行列があり、いずれの場合も の要素数は3ではない。
この問題で使う考え方
- 数学的帰納法
- 行列を用いた表現
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