島根大学/2020年度/前期
島根大学 2020年 数学 第2問解答・解説
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1問題
とする。円 ,円 ,円 について,次の問いに答えよ。
(1) 円 が原点を通るとき,円 の中心と半径を求めよ。
(2) 定数 の値にかかわらず円 は定点 を通る。この定点 の座標を求めよ。
(3) 円 と円 の2つの交点と原点を通る円の中心と半径を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 中心、半径 。(2) 。(3) 中心、半径。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) の式を平方完成すると となる。中心は 、半径は である。原点を通る条件を代入すると 、よって 。従って
(2) が定数 によらず 上にある条件を と書く。これが の全てで成り立つので、 の係数と定数項がともに0である。従って を代入すると よって 。実際、 を元の式に代入すると左辺は となるから、全ての で円上にある。従って 。
(3) の共通点では、二つの円の式の差から を得る。直線 と原点の距離は なので、 との交点は異なる2点であり、これらが の二交点である。
原点を通る円を とおく。二交点では だから、この円が両方を通る条件は である。これは二交点を通る直線であり、二点を結ぶ直線 と一致する。すなわち だから 。求める円は で、平方完成すると よって中心は 、半径は 。この式は原点を通り、二交点でも を満たす。
(1) 平方完成すると は 。原点を代入して なので中心は 、半径は。(2) の式を と整理する。がの全てでこの円上にあるので、定数項とaの係数がそれぞれ0。従って 。代入するとで。(3) の交点では差を取って、また。原点を通る円を とする。この円が両交点を通るには線形条件 が両方で成立しなければならない。交点は上の異なる2点なので、その直線は、従って。求める円は 。平方完成して中心、半径。原点はこの円上にあり、共通交点でもとなる。
この問題で使う考え方
- 平方完成
- 係数比較
- 2円の差による共通弦・根軸
- 原点を通る円の一般形
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