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宮崎大学/2019年度/前期

宮崎大学 2019年 数学 第4問解答・解説

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1問題

宮崎大学2019年度第4問

医学部。4 kk を定数とする。−2≦x≦2-2\leq x\leq2 で定義される関数 f(x)=k+x+4−x2f(x)=k+x+\sqrt{4-x^2} について,座標平面上の曲線 C:y=f(x)C:y=f(x) を考える。このとき,次の各問に答えよ。

(1) 曲線 CC と xx 軸が共有点をもつように,kk のとりうる値の範囲を求めよ。

(2) 連立不等式{−2≦x≦20≦y≦∣f(x)∣\left\{\begin{array}{l}-2\leq x\leq2\\0\leq y\leq|f(x)|\end{array}\right.の表す領域を xx 軸の周りに1回転させてできる立体の体積 VV を,kk を用いて表せ。

(3) (1)の kk の値の範囲で,(2)の体積 VV が最小となる kk の値と,そのときの VV の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) −22≦k≦2-2\sqrt2\le k\le2。 (2) V=4πk2+4π2k+16πV=4\pi k^2+4\pi^2k+16\pi。 (3) k=−π2\displaystyle k=-\frac\pi2のとき最小となり、最小値は16π−π316\pi-\pi^3。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) g(x)=x+4−x2g(x)=x+\sqrt{4-x^2}とおく。−2≦x≦2-2\le x\le2ではg(x)≧−2g(x)\ge-2で、等号はx=−2x=-2で成立する。u=xu=x, v=4−x2v=\sqrt{4-x^2}とするとu2+v2=4u^2+v^2=4であり、(u−v)2≧0(u-v)^2\ge0から(u+v)2≦8(u+v)^2\le8。よってg(x)≦22g(x)\le2\sqrt2で、等号はx=v=2x=v=\sqrt2で成立する。ggは連続なので値域は−2≦g(x)≦22-2\le g(x)\le2\sqrt2。k+g(x)=0k+g(x)=0の解がある条件は −22≦k≦2.\boxed{-2\sqrt2\le k\le2}. (2) 原文の領域0≦y≦∣f(x)∣0\le y\le|f(x)|の回転断面は半径∣f(x)∣|f(x)|の円板である。従って V=π∫−22(k+x+4−x2)2dx=π∫−22(k2+4+2kx+2k4−x2+2x4−x2)dx.\displaystyle \begin{aligned}V&=\pi\int_{-2}^{2}(k+x+\sqrt{4-x^2})^2dx\\ &=\pi\int_{-2}^{2}(k^2+4+2kx+2k\sqrt{4-x^2}+2x\sqrt{4-x^2})dx. \end{aligned} 奇関数2kx2kxと2x4−x22x\sqrt{4-x^2}の積分は0。また∫−224−x2dx\displaystyle \int_{-2}^2\sqrt{4-x^2}dxは半径2の半円の面積なので2π2\pi。よって V=4πk2+4π2k+16π.\boxed{V=4\pi k^2+4\pi^2k+16\pi}. (3) 平方完成すると V=4π(k+π2)2+16π−π3.\displaystyle V=4\pi\left(k+\frac\pi2\right)^2+16\pi-\pi^3. k=−π/2k=-\pi/2は(1)の範囲に入るので、このとき最小値16π−π3\boxed{16\pi-\pi^3}をとる。

この問題で使う考え方

  • 連続関数の値域
  • 円板による体積積分
  • 平方完成

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