(1-1) 放物線 C1 上の x=u における接線の傾きは 2u−2,切片は 3−u2 である。共通接線を y=mx+c とすると m=2u−2,c=3−u2ならばc=3−4(m+2)2. 同様に,C2 上の x=v における接線の傾きは 2v+2,切片は −1−v2 なので m=2v+2,c=−1−v2ならばc=−1−4(m−2)2. 両方の切片が等しいから 3−4(m+2)2=−1−4(m−2)2すなわち16=(m+2)2−(m−2)2=8m, したがって m=2, c=−1 であり,共通接線は y=2x−1 である。
(1-2) 接線と各放物線との差は C1−(2x−1)=(x−2)2,C2−(2x−1)=x2. また C1=C2 は 4−4x=0,すなわち x=1 である。接線は C2 に x=0,C1 に x=2 で接する。0≦x≦1 では C2 が接線に近い方の放物線,1≦x≦2 では C1 が接線に近い方である。よって囲まれた部分の面積は ∫01x2dx+∫12(x−2)2dx=31+31=32.
(2-1) 半角の公式を用いると ∫0πsin2xdx=∫0π21−cos2xdx=[2x−4sin2x]0π=2π.
(2-2) 部分積分により ∫0πxsinxdx=[−xcosx+sinx]0π=π.
(2-3) 積分を展開する。対称性と(2-1),(2-2)から ∫−ππ(x+1)2dx=32π3+2π,∫−ππ(x+1)sinxdx=2∫0πxsinxdx=2π,∫−ππsin2xdx=π. ここで ∫−ππsinxdx=0 であり,xsinx は偶関数である。したがって I=∫−ππ((x+1)2+2k(x+1)sinx+k2sin2x)dx=32π3+2π+4πk+πk2=π(k+2)2+32π3−2π.
(2-4) π>0 なので,この平方完成した式は k=−2 で最小となり,最小値は Imin=32π3−2π. k=−2 を(2-3)の式に代入しても同じ値を得る。