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東邦大学/2002年度/一般

東邦大学 2002年 数学 第3問解答・解説

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1問題

東邦大学2002年度第3問

f(x)=∫0xt(cos⁡t−sin⁡t) dt\displaystyle f(x)=\int_0^x t(\cos t-\sin t)\,dt とおくとき,以下の問に答えよ。

(1) tt についての積分を計算することにより,f(x)f(x) を xx の式で表せ。

(2) −π≦x≦π-\pi\leq x\leq\pi の範囲で,f(x)f(x) の増減,極値を調べて y=f(x)y=f(x) のグラフを描け。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • fₓ
    x(sin x+cos x)+cos x-sin x-1
  • 増加する範囲
    [-pi,-3pi/4], [0,pi/4]
  • 減少する範囲
    [-3pi/4,0], [pi/4,pi]
  • 最大値
    3π24−1\displaystyle \frac{3\pi\sqrt2}{4}-1
  • 最小値
    -pi-2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

積分を2項に分けて部分積分すると f(x)=x(sin⁡x+cos⁡x)+cos⁡x−sin⁡x−1f(x)=x(\sin x+\cos x)+\cos x-\sin x-1 を得ます。導関数は f′(x)=x(cos⁡x−sin⁡x)f'(x)=x(\cos x-\sin x) で、臨界点は −3π/4,0,π/4-3\pi/4,0,\pi/4 です。符号は順に +,−,+,−+,-,+,- となるので、区間の左端から増加、減少、増加、減少します。

グラフ用の値は f(−π)=π−2,f(−3π/4)=3π2/4−1,f(0)=0,f(π/4)=π2/4−1,f(π)=−π−2.f(-\pi)=\pi-2,\quad f(-3\pi/4)=3\pi\sqrt2/4-1,\quad f(0)=0,\quad f(\pi/4)=\pi\sqrt2/4-1,\quad f(\pi)=-\pi-2. これらを増減に沿って結びます。極大は −3π/4,π/4-3\pi/4,\pi/4、極小は0です。

![実図: −π≦x≦πの範囲におけるfのグラフ](graph.svg)

この問題で使う考え方

  • 部分積分
  • 導関数の符号調査
  • 臨界点と端点での値の計算

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