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京都大学/2006年度

京都大学 2006年 数学 第6問解答・解説

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1問題

京都大学2006年度第6問配点 35点

0<α<π/2として,関数FをF(θ)=∫_0^θ x cos(x+α) dxで定める。θが[0,π/2]の範囲を動くとき,Fの最大値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • π2−α−cos⁡α\displaystyle \frac{\pi}{2}-\alpha-\cos\alpha

3解答

解答を見る途中式つきの解答

部分積分により F(θ)=[xsin⁡(x+α)]0θ−∫0θsin⁡(x+α) dx=θsin⁡(θ+α)+cos⁡(θ+α)−cos⁡α.\displaystyle F(\theta)=\left[x\sin(x+\alpha)\right]_0^\theta-\int_0^\theta\sin(x+\alpha)\,dx =\theta\sin(\theta+\alpha)+\cos(\theta+\alpha)-\cos\alpha. したがって F′(θ)=sin⁡(θ+α)+θcos⁡(θ+α)−sin⁡(θ+α)=θcos⁡(θ+α).F'(\theta)=\sin(\theta+\alpha)+\theta\cos(\theta+\alpha)-\sin(\theta+\alpha) =\theta\cos(\theta+\alpha). θ0=π2−α\displaystyle \theta_0=\frac{\pi}{2}-\alpha とおくと、0<θ0<π2\displaystyle 0<\theta_0<\frac{\pi}{2}。0<θ<θ00<\theta<\theta_0 では 0<θ+α<π2\displaystyle 0<\theta+\alpha<\frac{\pi}{2} より F′(θ)>0F'(\theta)>0。また θ0<θ≦π2\displaystyle \theta_0<\theta\leq\frac{\pi}{2} では π2<θ+α<π\displaystyle \frac{\pi}{2}<\theta+\alpha<\pi より F′(θ)<0F'(\theta)<0。ゆえに最大値は θ=θ0\theta=\theta_0 でとり、 F(θ0)=θ0sin⁡π2+cos⁡π2−cos⁡α=π2−α−cos⁡α.\displaystyle F(\theta_0)=\theta_0\sin\frac{\pi}{2}+\cos\frac{\pi}{2}-\cos\alpha =\frac{\pi}{2}-\alpha-\cos\alpha.

この問題で使う考え方

  • 部分積分
  • 導関数の符号による増減・最大値

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