本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

京都大学/2006年度

京都大学 2006年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

京都大学2006年度第1問配点 30点

Q(x)を2次式とする。整式P(x)はQ(x)では割り切れないが,{P(x)}^2はQ(x)で割り切れるという。このとき2次方程式Q(x)=0は重解を持つことを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • Q(x)=0 は重解をもつ。すなわち Q(x)=c−1(ux+v)2 (c,u≠0),x=−v/u.\boxed{Q(x)=0\text{ は重解をもつ。すなわち }Q(x)=c^{-1}(ux+v)^2\space{}(c,u\ne0),\quad x=-v/u.}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

整式の除法により、ある整式 SS と次数が2未満の整式 RR を用いて P(x)=Q(x)S(x)+R(x),deg⁡R<2P(x)=Q(x)S(x)+R(x),\qquad \deg R<2 と書ける。QQ は PP を割り切らないので R≠0R\ne0 である。さらに P(x)2=Q(x)(Q(x)S(x)2+2S(x)R(x))+R(x)2P(x)^2=Q(x)\bigl(Q(x)S(x)^2+2S(x)R(x)\bigr)+R(x)^2 と表せる。仮定では QQ が P2P^2 を割り切るから、QQ は R2R^2 も割り切る。

RR が0でない定数なら R2R^2 も0でない定数となり、次数2の QQ が R2R^2 を割り切ることはできない。したがって RR は一次式であり、R(x)=ux+vR(x)=ux+v(u≠0u\ne0)と書ける。R2R^2 と QQ はともに次数2で、Q∣R2Q\mid R^2 だから、ある定数 c≠0c\ne0 に対して R(x)2=cQ(x)R(x)^2=cQ(x) となる。従って Q(x)=1c(ux+v)2\displaystyle Q(x)=\frac1c(ux+v)^2 であり、Q(x)=0Q(x)=0 は x=−v/u\boxed{x=-v/u} を重解にもつ。

この問題で使う考え方

  • 多項式の除法

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。