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東海大学/2003年度/2月6日

東海大学 2003年 数学 第1問解答・解説

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1問題

東海大学2003年度第1問

次の空欄を埋めよ。 1 (1) 複素数平面上の3点 A(α),B(β),C(γ)A(\alpha),B(\beta),C(\gamma) を三角形の頂点とする。γ−αβ−α=12(1+3 i)\displaystyle \frac{\gamma-\alpha}{\beta-\alpha}=\frac{1}{2}(1+\sqrt{3}\,i) が成り立つとき,ACAB=ア\displaystyle \frac{AC}{AB}=\boxed{\text{ア}} であり,∠A=イ\angle A=\boxed{\text{イ}} である。

(2) 2次式 f1(x)=−x2+3xf_{1}(x)=-x^{2}+3x を用いて2次式 f2(x)f_{2}(x) を f2(x)=12{f1(x)+f1(x+32)}\displaystyle f_{2}(x)=\frac{1}{2}\left\{f_{1}(x)+f_{1}\left(x+\frac{3}{2}\right)\right\} と定める。このとき,f2(x)=−x2+ウx+エf_{2}(x)=-x^{2}+\boxed{\text{ウ}}x+\boxed{\text{エ}} である。 一般に,2次式 fn(x)f_{n}(x) を fn(x)=−x2+2anx+bnf_{n}(x)=-x^{2}+2a_{n}x+b_{n} とおき,2次式 fn+1(x)f_{n+1}(x) を fn+1(x)=12{fn(x)+fn(x+an)}\displaystyle f_{n+1}(x)=\frac{1}{2}\left\{f_{n}(x)+f_{n}(x+a_{n})\right\} と定める。このとき,右辺は 12{fn(x)+fn(x+an)}=12[(−x2+2anx+bn)+{−(x+an)2+2an(x+an)+bn}]=−x2+オx+カ\displaystyle \begin{aligned} \frac{1}{2}\left\{f_{n}(x)+f_{n}(x+a_{n})\right\} &=\frac{1}{2}\Bigl[(-x^{2}+2a_{n}x+b_{n})\\ &\qquad+\{-(x+a_{n})^{2}+2a_{n}(x+a_{n})+b_{n}\}\Bigr]\\ &=-x^{2}+\boxed{\text{オ}}x+\boxed{\text{カ}} \end{aligned} となる。ここで,オ,カは,ana_{n} や bnb_{n} からなる式とする。 また,左辺は fn+1(x)=−x2+2an+1x+bn+1f_{n+1}(x)=-x^{2}+2a_{n+1}x+b_{n+1} であるから,an+1=12オ\displaystyle a_{n+1}=\frac{1}{2}\boxed{\text{オ}} および bn+1=カb_{n+1}=\boxed{\text{カ}} となる。 a1=32, b1=0\displaystyle a_{1}=\frac{3}{2},\ b_{1}=0 であるから,数列 {an}\{a_{n}\} の一般項は an=キa_{n}=\boxed{\text{キ}} であり,これから数列 {bn}\{b_{n}\} の一般項は bn=クb_{n}=\boxed{\text{ク}} となる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア
    1。
  • イ
    π/3 (60°)。
  • ウ
    32\displaystyle \frac{3}{2}。
  • エ
    98\displaystyle \frac{9}{8}。
  • オ
    ana_n。
  • カ
    bn+an22\displaystyle b_n+\frac{a_n^2}{2}。
  • キ
    3/2n3/2^n。
  • ク
    3/2−6/4n=(3/2)(1−41−n)3/2−6/4^n = (3/2)(1−4^{1−n})。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) γ−α を β−α で割った複素数の絶対値は1、偏角はπ/3。従って ACAB=1\displaystyle \frac{AC}{AB}=1、∠A=π3\displaystyle \angle A=\frac\pi3。 (2) f1(x+32)=−x2+94\displaystyle f_1(x+\frac32)=-x^2+\frac94 だから f2(x)=−x2+32x+98\displaystyle f_2(x)=-x^2+\frac32x+\frac98。一般項の計算では fn(x+an)=−x2+an2+bnf_n(x+a_n)=-x^2+a_n^2+b_n。平均を取ると −x2+anx+bn+an22\displaystyle -x^2+a_nx+b_n+\frac{a_n^2}{2} となり、オ=an,カ=bn+an22\displaystyle \text{オ}=a_n,\quad \text{カ}=b_n+\frac{a_n^2}{2}。従って an+1=an2,bn+1=bn+an22\displaystyle a_{n+1}=\frac{a_n}{2},\quad b_{n+1}=b_n+\frac{a_n^2}{2}。初期値から an=32n\displaystyle a_n=\frac3{2^n}。さらに bn=∑j=1n−112(32j)2=32(1−41−n)=32−64n\displaystyle b_n=\sum\limits _{j=1}^{n-1}\frac12\left(\frac3{2^j}\right)^2=\frac32(1-4^{1-n})=\frac32-\frac6{4^n}。

この問題で使う考え方

  • 複素数の絶対値と偏角
  • 式の展開
  • 漸化式の反復

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