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東海大学/2003年度/2月6日

東海大学 2003年 数学 第2問解答・解説

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1問題

東海大学2003年度第2問

2次関数 y=x2y=x^{2} のグラフにおいて点 A(a,a2),B(b,b2)A(a,a^{2}),B(b,b^{2})(a<ba<b とする)における接線 lA,lBl_{A},l_{B} の交点を CC とすると,CC の座標は (ア,イ)(\boxed{\text{ア}},\boxed{\text{イ}}) である。 y=x2y=x^{2} の接線のうち,直線 ABAB と同じ傾きをもつ接線は,点 D(ウ,エ)D(\boxed{\text{ウ}},\boxed{\text{エ}}) で y=x2y=x^{2} と接し,その接線の方程式は y=オy=\boxed{\text{オ}} である。点 DD を接点とするこの接線を lDl_{D} とする。 接線 lA,lBl_{A},l_{B} と曲線 y=x2y=x^{2} で囲まれた図形の面積を S1S_{1} とすると,S1S_{1} の値は カ\boxed{\text{カ}} であり,接線 lA,lDl_{A},l_{D} と y=x2y=x^{2} で囲まれた図形の面積を S2S_{2} とすると,S2S_{2} の値は キ\boxed{\text{キ}} である。したがって,S1S_{1} と S2S_{2} の比 S1:S2S_{1}:S_{2} は ク:1\boxed{\text{ク}}:1 である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • C=(a+b2,ab),D=(a+b2,(a+b)24),lD:y=(a+b)x−(a+b)24,S1=(b−a)312,S2=(b−a)396,S1:S2=8:1.\displaystyle C=\left(\frac{a+b}{2},ab\right),\quad D=\left(\frac{a+b}{2},\frac{(a+b)^2}{4}\right),\quad l_D:y=(a+b)x-\frac{(a+b)^2}{4},\quad S_1=\frac{(b-a)^3}{12},\quad S_2=\frac{(b-a)^3}{96},\quad S_1:S_2=8:1.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

y=x2y=x^2 の接点を tt とする接線は y=2tx−t2y=2tx-t^2 である。

lA,lBl_A,l_B の交点 CC は 2ax−a2=2bx−b22ax-a^2=2bx-b^2 を満たすので、a<ba<b から xC=a+b2,yC=2aa+b2−a2=ab.\displaystyle x_C=\frac{a+b}{2},\qquad y_C=2a\frac{a+b}{2}-a^2=ab. したがって C=(a+b2,ab)\displaystyle C=(\frac{a+b}{2},ab)。

直線 ABAB の傾きは (b2−a2)/(b−a)=a+b(b^2-a^2)/(b-a)=a+b。接点を dd とする接線の傾きは 2d2d なので、2d=a+b2d=a+b、すなわち d=(a+b)/2d=(a+b)/2。ゆえに D=(a+b2,(a+b)24),lD:y=(a+b)x−(a+b)24.\displaystyle D=\left(\frac{a+b}{2},\frac{(a+b)^2}{4}\right),\qquad l_D:y=(a+b)x-\frac{(a+b)^2}{4}.

接点 u<vu<v の2本の接線と放物線で囲まれる面積を A(u,v)A(u,v) とする。接線どうしの交点の xx 座標は (u+v)/2(u+v)/2 であり、放物線と接線の差は x2−(2ux−u2)=(x−u)2x^2-(2ux-u^2)=(x-u)^2 だから A(u,v)=∫u(u+v)/2(x−u)2 dx+∫(u+v)/2v(x−v)2 dx=(v−u)312.\displaystyle A(u,v)=\int_u^{(u+v)/2}(x-u)^2\,dx+\int_{(u+v)/2}^{v}(x-v)^2\,dx =\frac{(v-u)^3}{12}. したがって S1=A(a,b)=(b−a)312.\displaystyle S_1=A(a,b)=\frac{(b-a)^3}{12}. ここで接点 DD のパラメータは d=(a+b)/2d=(a+b)/2 なので S2=A(a,d)=(d−a)312=((b−a)/2)312=(b−a)396.\displaystyle S_2=A(a,d)=\frac{(d-a)^3}{12} =\frac{((b-a)/2)^3}{12}=\frac{(b-a)^3}{96}. よって S1:S2=8:1S_1:S_2=8:1。

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式
  • 定積分による面積
  • 直線の方程式

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