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東海大学/2015年度/A方式2/2

東海大学 2015年 数学 第1問解答・解説

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1問題

東海大学2015年度第1問

次の空欄を埋めなさい。解答は、分数の場合には既約分数の形で、自然数の根号を含む場合には根号の中が最小の自然数となる形で書きなさい。

(1) 女子8人、男子10人のグループから女子2人、男子3人を選ぶ選び方は ア\boxed{\text{ア}} 通りある。

(2) lim⁡n→∞(n2+2n−n)=イ\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}\left(\sqrt{n^2+2n}-n\right)=\boxed{\text{イ}}。

(3) 正の実数 aa に対してその整数部分を [a][a] と表すことにする。

(i) [x2]=4[x^2]=4 を満たす正の実数 xx の範囲は ウ\boxed{\text{ウ}} である。

(ii) [x]×[5x]=3\displaystyle [x]\times\left[\frac{5}{x}\right]=3 を満たす正の実数 xx の範囲は エ\boxed{\text{エ}} である。

(4) 方程式 log⁡2(x−1)+log⁡2(x+3)=2+2log⁡43\log_2(x-1)+\log_2(x+3)=2+2\log_4 3 の解は x=オx=\boxed{\text{オ}} である。

(5) ∫0πsin⁡3x dx=カ\displaystyle \int_0^\pi\sin^3x\,dx=\boxed{\text{カ}}。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

組合せの積、共役式による有理化、整数部分の定義に基づく場合分け、対数の性質と定義域、三角関数の恒等式と定積分を順に用いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 3360,
    (2) 1,
    (3)(i) 2≦x<5,(3)(i)\space{}2\leq x<\sqrt5,
    (ii) (54,53]∪[3,4),\displaystyle (ii)\space{}\left(\frac54,\frac53\right]\cup[3,4),
    (4) 3,
    (5) 43\displaystyle (5)\space{}\frac43

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 女子2人の選び方は (82)=28\displaystyle \binom82=28 通り、男子3人の選び方は (103)=120\displaystyle \binom{10}3=120 通りである。女子の選び方と男子の選び方を組み合わせればよいから、求める数は (82)(103)=28⋅120=3360\displaystyle \binom82\binom{10}3=28\cdot120=3360 通りである。

(2) 分子を有理化すると n2+2n−n=2nn2+2n+n=21+2n+1.\displaystyle \sqrt{n^2+2n}-n =\frac{2n}{\sqrt{n^2+2n}+n} =\frac{2}{\sqrt{1+\frac2n}+1}. したがって n→∞n\to\infty のときの極限は 21+1=1\displaystyle \frac{2}{1+1}=1 である。

(3)(i) [x2]=4[x^2]=4 は 4≦x2<54\leq x^2<5 と同値である。x>0x>0 より、平方根をとって 2≦x<52\leq x<\sqrt5 を得る。

(ii) m=[x]m=[x], n=[5/x]n=[5/x] とおくと、m,nm,n は整数であり、mn=3mn=3 だから (m,n)=(1,3)(m,n)=(1,3) または (3,1)(3,1) である。

(m,n)=(1,3)(m,n)=(1,3) のとき、1≦x<21\leq x<2 かつ 3≦5/x<43\leq5/x<4 である。x>0x>0 に注意して後者を解くと 54<x≦53\displaystyle \frac54<x\leq\frac53 となるので、この場合は 54<x≦53\displaystyle \frac54<x\leq\frac53 である。

(m,n)=(3,1)(m,n)=(3,1) のとき、3≦x<43\leq x<4 かつ 1≦5/x<21\leq5/x<2 である。後者は 52<x≦5\displaystyle \frac52<x\leq5 と同値なので、この場合は 3≦x<43\leq x<4 である。以上より 54<x≦53または3≦x<4\displaystyle \frac54<x\leq\frac53\quad\text{または}\quad 3\leq x<4 である。

(4) 定義域は x>1x>1 である。また 2log⁡43=log⁡232\log_4 3=\log_2 3, 2=log⁡242=\log_2 4 だから、対数の性質により方程式は log⁡2((x−1)(x+3))=log⁡212\log_2\bigl((x-1)(x+3)\bigr)=\log_2 12 と書ける。真数はいずれも正であり、底 22 の対数関数は一対一なので (x−1)(x+3)=12,x2+2x−15=0,(x−3)(x+5)=0.(x-1)(x+3)=12, \quad x^2+2x-15=0, \quad (x-3)(x+5)=0. 候補は x=3,−5x=3,-5 だが、定義域 x>1x>1 を満たすのは x=3x=3 だけである。

(5) sin⁡3x=sin⁡x(1−cos⁡2x)\sin^3x=\sin x(1-\cos^2x) なので、原始関数は −cos⁡x+13cos⁡3x\displaystyle -\cos x+\frac13\cos^3x である。よって ∫0πsin⁡3x dx=[−cos⁡x+13cos⁡3x]0π=23−(−23)=43.\displaystyle \int_0^\pi\sin^3x\,dx =\left[-\cos x+\frac13\cos^3x\right]_0^\pi =\frac23-\left(-\frac23\right) =\frac43.

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 関数の極限
  • 一次不等式
  • 対数とその性質
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 置換積分法

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