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徳島大学/2026年度/前期

徳島大学 2026年 数学 第4問解答・解説

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1問題

徳島大学2026年度第4問

さいころを6回投げて出る目を順に a1,a2,b1,b2,c1,c2a_{1},\quad a_{2},\quad b_{1},\quad b_{2},\quad c_{1},\quad c_{2} とする。座標平面上に3点 A(a1,a2),B(b1,b2),C(c1,c2)A(a_{1},a_{2}),\quad B(b_{1},b_{2}),\quad C(c_{1},c_{2}) をとる。

(1) A,B,CA,B,C が異なる3点となる確率を求めよ。

(2) A,B,CA,B,C が傾き1の直線上の異なる3点となる確率を求めよ。

(3) A,B,CA,B,C が傾き2の直線上の異なる3点となる確率を求めよ。

(4) A,B,CA,B,C が三角形をなす確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

サイコロの目から得られる点は、各座標が 1,2,…,61,2,\ldots,6 のいずれかである格子点であり、その数は 3636 個である。したがって (A,B,C)(A,B,C) の順序つきの組は 363=4665636^3=46656 通りで、すべて同様に確からしい。

(1)  A,B,CA,B,C が異なるための順序つきの選び方は 36⋅35⋅3436\cdot35\cdot34 通りだから、 P=36⋅35⋅34363=595648.\displaystyle P=\frac{36\cdot35\cdot34}{36^3}=\frac{595}{648}.

(2)  傾き 11 の直線は y=x+k (−5≦k≦5)y=x+k\ (-5\leq k\leq5) と表せる。各直線上の格子点数は 6−∣k∣6-|k| 個なので、異なる順序つき三点の総数は ∑k=−55(6−∣k∣)(5−∣k∣)(4−∣k∣)=6⋅5⋅4+2(5⋅4⋅3)+2(4⋅3⋅2)+2(3⋅2⋅1)=300.\displaystyle \sum\limits _{k=-5}^{5}(6-|k|)(5-|k|)(4-|k|) =6\cdot5\cdot4+2(5\cdot4\cdot3)+2(4\cdot3\cdot2)+2(3\cdot2\cdot1)=300. よって確率は 300/363=25/3888300/36^3=25/3888。

(3)  傾き 22 の直線を y=2x+by=2x+b とする。b=y−2xb=y-2x が −7,−6,…,0-7,-6,\ldots,0 の各値をとるとき、その直線上には格子点がそれぞれ 33 個ある。それ以外の bb では格子点は高々 22 個である。したがって異なる順序つき三点の総数は 8⋅3⋅2⋅1=488\cdot3\cdot2\cdot1=48 であり、確率は 48/363=1/97248/36^3=1/972。

(4)  三つの異なる格子点を通る直線の原始方向ベクトルを (u,v)(u,v) とする。格子点の座標の幅は各々 55 であり、三点が異なるので両端の点の差は少なくとも (2∣u∣,2∣v∣)(2|u|,2|v|) の大きさになる。よって ∣u∣,∣v∣≦2|u|,|v|\leq2。原始方向であることから、可能な傾きは 0,∞,±1,±2,±12\displaystyle 0,\infty,\pm1,\pm2,\pm\frac12 に限られる。

一つの傾きについての、直線上にある異なる順序つき三点の数を数えると、傾き 0,∞0,\infty はそれぞれ 66 本の直線が各 66 点を含むので 6⋅6⋅5⋅4=7206\cdot6\cdot5\cdot4=720 通り、傾き 1,−11,-1 は直線上の点数が 1,2,3,4,5,6,5,4,3,2,11,2,3,4,5,6,5,4,3,2,1 となるのでそれぞれ 300300 通りである。また傾き 2,−2,12,−12\displaystyle 2,-2,\frac12,-\frac12 はそれぞれ 33 点を含む直線が 88 本あり、それぞれ 8⋅3⋅2⋅1=488\cdot3\cdot2\cdot1=48 通りである。したがって、異なる三点が一直線上にある順序つきの組は 2⋅720+2⋅300+4⋅48=2232 通り.2\cdot720+2\cdot300+4\cdot48=2232\text{ 通り}. 三角形をなす組は、異なる三点の組からこれらを除いた 36⋅35⋅34−2232=4060836\cdot35\cdot34-2232=40608 通り。よって求める確率は 40608363=4754.\displaystyle \frac{40608}{36^3}=\frac{47}{54}.

この問題で使う考え方

  • 格子点
  • 方向分類
  • 余事象

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