本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

鳥取大学/2007年度/前期

鳥取大学 2007年 数学 第II問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

鳥取大学2007年度第II問

xyxy 平面上を動く点 PP の時刻 tt における座標が (x(t),y(t))=(et+e−t2,et−e−t2)\displaystyle (x(t),y(t))=\left(\frac{e^t+e^{-t}}{2},\frac{e^t-e^{-t}}{2}\right) で与えられるとき、次の問いに答えよ。

(1) 時刻 tt における速度ベクトル v⃗(t)\vec{v}(t) および加速度ベクトル α⃗(t)\vec{\alpha}(t) を求めよ。

(2) 時刻 tt における速度ベクトル v⃗(t)\vec{v}(t) と加速度ベクトル α⃗(t)\vec{\alpha}(t) のなす角を θ(t)\theta(t) とするとき、cos⁡θ(t)\cos\theta(t) を求めよ。

(3) θ(t)\theta(t) を(2)の通りとするとき、∫01cos⁡θ(t) dt\displaystyle \int_0^1\cos\theta(t)\,dt を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • v⃗(t)=(et−e−t2,et+e−t2),α⃗(t)=(et+e−t2,et−e−t2),cos⁡θ(t)=e2t−e−2te2t+e−2t,∫01cos⁡θ(t) dt=12log⁡(e2+e−22).\displaystyle \begin{aligned} \vec v(t)&=\left(\frac{e^t-e^{-t}}2,\frac{e^t+e^{-t}}2\right),\\ \vec\alpha(t)&=\left(\frac{e^t+e^{-t}}2,\frac{e^t-e^{-t}}2\right),\\ \cos\theta(t)&=\frac{e^{2t}-e^{-2t}}{e^{2t}+e^{-2t}},\\ \int_0^1\cos\theta(t)\,dt&=\frac12\log\left(\frac{e^2+e^{-2}}2\right). \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

座標をそれぞれ微分すると、速度と加速度は v⃗(t)=(et−e−t2,et+e−t2),α⃗(t)=(et+e−t2,et−e−t2)\displaystyle \vec v(t)=\left(\frac{e^t-e^{-t}}2,\frac{e^t+e^{-t}}2\right),\qquad \vec\alpha(t)=\left(\frac{e^t+e^{-t}}2,\frac{e^t-e^{-t}}2\right) である。

内積と二乗ノルムを計算すると v⃗⋅α⃗=e2t−e−2t2,∣v⃗∣2=∣α⃗∣2=e2t+e−2t2.\displaystyle \vec v\cdot\vec\alpha=\frac{e^{2t}-e^{-2t}}2,\qquad |\vec v|^2=|\vec\alpha|^2=\frac{e^{2t}+e^{-2t}}2. 右辺は正なので、∣v⃗∣∣α⃗∣=(e2t+e−2t)/2|\vec v||\vec\alpha|=(e^{2t}+e^{-2t})/2。したがって cos⁡θ(t)=e2t−e−2te2t+e−2t.\displaystyle \cos\theta(t)=\frac{e^{2t}-e^{-2t}}{e^{2t}+e^{-2t}}. ここで D(t)=e2t+e−2t>0D(t)=e^{2t}+e^{-2t}>0 と置けば、(log⁡D(t))′=2cos⁡θ(t)(\log D(t))'=2\cos\theta(t) である。よって ∫01cos⁡θ(t) dt=12[log⁡(e2t+e−2t)]01=12log⁡(e2+e−22).\displaystyle \int_0^1\cos\theta(t)\,dt =\frac12\left[\log(e^{2t}+e^{-2t})\right]_0^1 =\frac12\log\left(\frac{e^2+e^{-2}}2\right).

答え

v⃗(t)=(et−e−t2,et+e−t2),α⃗(t)=(et+e−t2,et−e−t2),cos⁡θ(t)=e2t−e−2te2t+e−2t,∫01cos⁡θ(t) dt=12log⁡(e2+e−22).\displaystyle \begin{aligned} \vec v(t)&=\left(\frac{e^t-e^{-t}}2,\frac{e^t+e^{-t}}2\right),\\ \vec\alpha(t)&=\left(\frac{e^t+e^{-t}}2,\frac{e^t-e^{-t}}2\right),\\ \cos\theta(t)&=\frac{e^{2t}-e^{-2t}}{e^{2t}+e^{-2t}},\\ \int_0^1\cos\theta(t)\,dt&=\frac12\log\left(\frac{e^2+e^{-2}}2\right). \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 指数・対数関数の微分
  • 速度と加速度
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • ベクトルの内積

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。