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鳥取大学/2016年度/前期

鳥取大学 2016年 数学 第I問解答・解説

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1問題

鳥取大学2016年度第I問

数列 {an}\{a_n\} を以下のように定める。 12,12+32,12+32+52,…,12+32+52+⋯+(2n−1)2,…1^2,\quad 1^2+3^2,\quad 1^2+3^2+5^2,\quad \ldots,\quad 1^2+3^2+5^2+\cdots+(2n-1)^2,\quad \ldots また、数列 {bn}\{b_n\} を以下のように定める。 22,22+42,22+42+62,…,22+42+62+⋯+(2n)2,…2^2,\quad 2^2+4^2,\quad 2^2+4^2+6^2,\quad \ldots,\quad 2^2+4^2+6^2+\cdots+(2n)^2,\quad \ldots このとき、以下の問いに答えよ。ただし、nn は自然数とする。

(1) 数列 {an}\{a_n\} の第 nn 項を nn を用いて表せ。

(2) 数列 {an−bn}\{a_n-b_n\} の第 nn 項を nn を用いて表せ。

(3) cn=an+1−bnc_n=a_{n+1}-b_n とおくとき、cnc_n が6の倍数となるための nn の条件を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)an=n(2n−1)(2n+1)3,\displaystyle (1)\quad a_n=\frac{n(2n-1)(2n+1)}{3},
    (2)an−bn=−n(2n+1),(2)\quad a_n-b_n=-n(2n+1),
    (3)n=6k+1(3)\quad n=6k+1 または n=6k+5(k=0,1,2,…)n=6k+5\quad(k=0,1,2,\ldots)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)  a_n=∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}(2k-1)^2=4∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k^2-4∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k+n. ∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k=n(n+1)2\displaystyle \frac{n(n+1)}{2},  ∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k^2=n(n+1)(2n+1)6\displaystyle \frac{n(n+1)(2n+1)}{6} より, a_n=2n(n+1)(2n+1)3\displaystyle \frac{2n(n+1)(2n+1)}{3}-2n(n+1)+n=n(4n2−1)3\displaystyle \frac{n(4n^2-1)}{3}=n(2n−1)(2n+1)3\displaystyle \frac{n(2n-1)(2n+1)}{3}. (2)  b_n=∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}(2k)^2=4∑k=1n\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}k^2=2n(n+1)(2n+1)3\displaystyle \frac{2n(n+1)(2n+1)}{3}. よって, a_n-b_n=n(4n2−1)−2n(n+1)(2n+1)3\displaystyle \frac{n(4n^2-1)-2n(n+1)(2n+1)}{3}=-n(2n+1). (3)  c_n=a_{n+1}-b_n=(n+1)(2n+1)(2n+3)−2n(n+1)(2n+1)3\displaystyle \frac{(n+1)(2n+1)(2n+3)-2n(n+1)(2n+1)}{3}=(n+1)(2n+1). 2n+1 は奇数なので, c_n が偶数であることと n+1 が偶数であることは同値である。したがって n は奇数。 n≡\equiv 0,1,2(mod3)\pmod 3 のそれぞれについて (n+1)(2n+1)≡\equiv 1,0,0(mod3)\pmod 3 だから, 3∣\mid c_n であることと n≢\not\equiv0(mod3)\pmod3 は同値である。 以上より,6∣\mid c_n となるのは n が奇数で,かつ 3 の倍数でないときである。これは n≡\equiv1,5(mod6)\pmod6 と同値だから, n=6k+1 または n=6k+5 (k=0,1,2,…\ldots).

この問題で使う考え方

  • 総和記号と数列の和
  • 約数・倍数

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