和歌山県立医科大学/2024年度/前期
和歌山県立医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説
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1問題
実数 に対して, を 以下の最大の整数とする。
(1) 閉区間 および閉区間 に属する整数の個数をそれぞれ求めよ。
(2) のとき,閉区間 に属する整数の個数を, および を用いて表せ。
(3) とする。座標平面上の長方形 に属する格子点の個数を, を用いて表せ。ただし,格子点とは座標平面上の点で 座標と 座標がともに整数であるものをいう。
(4) 正の実数 に対して,座標平面上の正方形 に属する格子点の個数を とし,この正方形の面積を とする。 を限りなく大きくしたときの の極限を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
床関数の定義から閉区間の整数の個数を下端の整数性で表し、長方形では各座標の選び方の積をとる。正方形では床関数を実数で挟み、面積比の極限をはさみうちで求める。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 個、 個。 (2) ( )、 ( )。 (3) 。 ただし ( )、 ( )。 (4) 。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
agraph{(1)} 閉区間 に属する整数は であるから 個である。閉区間 に属する整数は であるから 個である。
(2) 整数 が に属する条件は である。 を満たす最小の整数は、 なら 、 なら である。また を満たす最大の整数は である。よって整数の個数は、 のとき 、 のとき である。
(3) を区間 に属する整数の個数とする。(2) より ( のとき)、 ( のとき) である。長方形に属する格子点は、 座標の選び方が 通り、 座標の選び方が 通りあり、それぞれを独立に組み合わせるので、その個数は である。したがって求める個数は である。ただし ()、 () とする。
(4) (3) より である。床関数の定義から、任意の実数 について である。そこで とおくと、、、、 および から を得る。 として であるから、はさみうちにより 。正方形の面積は なので、 である。
この問題で使う考え方
- 積の法則
- 関数の極限
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