本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

山口大学/2009年度/前期

山口大学 2009年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

山口大学2009年度第3問

放物線 y=x2y=x^2 を C1C_1 とし,y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c(a,b,ca,b,c は実数,a≠0a\ne0)を C2C_2 とする。このとき,次の問いに答えなさい。(配点50点)

(1) C1C_1 上の点 Q(s,s2)Q(s,s^2) における C1C_1 の接線が,C2C_2 上の点 P(t,at2+bt+c)P(t,at^2+bt+c) を通るとする。このとき,a,b,c,s,ta,b,c,s,t がみたす関係式を求めなさい。

(2) (1)で求めた関係式を ss についての2次方程式としてみたとき,この方程式が異なる2つの実数解をもつための a,b,c,ta,b,c,t についての条件を求めなさい。

(3) C2C_2 上に点 PP をとり,PP から C1C_1 へ接線を引くことを考える。PP のとり方によらず,常に PP から C1C_1 へ異なる2本の接線が引けるための a,b,ca,b,c についての条件を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接線の方程式を使って、各点Pからの接線の本数を接点のパラメータsに関する二次方程式の実根数へ置き換えた。最後はその判別式がPの任意の位置で正になる条件を、二次式の開きと判別式で整理した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)s2−2ts+at2+bt+c=0,(2)(1−a)t2−bt−c>0,(3)(0≠a<1, b2+4(1−a)c<0)または(a=1, b=0, c<0).\begin{aligned} (1)\quad &s^2-2ts+at^2+bt+c=0,\\ (2)\quad &(1-a)t^2-bt-c>0,\\ (3)\quad &\bigl(0\ne a<1,\space{}b^2+4(1-a)c<0\bigr) \quad\text{または}\quad \bigl(a=1,\space{}b=0,\space{}c<0\bigr). \end{aligned}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

C_1:y=x^2 の導関数は y'=2x であるから、Q(s,s2)Q(s,s^2) における接線は y−s2=2s(x−s),y=2sx−s2y-s^2=2s(x-s),\qquad y=2sx-s^2 である。点 P(t,at2+bt+c)P(t,at^2+bt+c) がこの直線上にある条件は at2+bt+c=2st−s2at^2+bt+c=2st-s^2 であり、整理して s2−2ts+at2+bt+c=0s^2-2ts+at^2+bt+c=0 を得る。

この式を ss の二次方程式とみると、その判別式は Ds=(−2t)2−4(at2+bt+c)=4((1−a)t2−bt−c)D_s=(-2t)^2-4(at^2+bt+c) =4\bigl((1-a)t^2-bt-c\bigr) である。したがって異なる二つの実数解をもつ条件は (1−a)t2−bt−c>0(1-a)t^2-bt-c>0 である。

(3) では PP の xx 座標 tt は任意の実数を動く。よって f(t)=(1−a)t2−bt−cf(t)=(1-a)t^2-bt-c がすべての実数 tt で正であることが必要十分である。a<1a<1 のときは上に凸であり、判別式が負であることが必要十分だから b2+4(1−a)c<0b^2+4(1-a)c<0 となる。ただし元の設定で a≠0a\ne0 である。a=1a=1 のときは f(t)=−bt−cf(t)=-bt-c なので、すべての実数 tt で正となるのは b=0, c<0b=0,\ c<0 の場合に限る。a>1a>1 では f(t)f(t) は下に凸で、正の値を保てない。以上より条件は 0≠a<1,b2+4(1−a)c<0,またはa=1,b=0,c<00\ne a<1,\quad b^2+4(1-a)c<0, \qquad\text{または}\qquad a=1,\quad b=0,\quad c<0 である。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の判別式
  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。