山口大学/2025年度/前期
山口大学 2025年 数学 第4問解答・解説
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1問題
命題P、Qを次のように定める。 命題P を を満たす正の実数とする。 ならば、 のうちいずれか一つが である。 命題Q の重心を 、外心を 、外接円の半径を とする。 ならば、 は直角三角形である。 このとき、次の問いに答えなさい。 (1) 命題Pが真であることを証明しなさい。 (2) 命題Qが真であることを証明しなさい。必要ならば、命題Pが真であることを用いてよい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 命題Pは真。(2) 命題Qは真。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおくと、、 である。加法定理より、ここで、条件より左辺はだから、である。したがってのいずれかがとなる。より、その角はであるから、のいずれか一つはである。よって命題Pは真である。
(2) を原点とし、の位置ベクトルをそれぞれとする。は重心なのでであり、である。条件からを得る。ゆえに頂点の名前を必要なら入れ替え、円周上でA,B,Cの順に並んでいるとする。円周に沿ってAからB、BからC、CからAへ進む三つの弧の角度をとする。これらは正でを満たす。円周上で続く弧の角度がを超える場合、二つの半径のなす通常の中心角はその角度をから引いた値だが、余弦は変わらない。したがって、である。したがって上式からとなる。命題Pより、三つの弧のうち一つの中心角はである。よってその弧の両端の二頂点を結ぶ線分は外接円の直径である。その直径を見込む円周角はだから、は直角三角形である。よって命題Qも真である。
この問題で使う考え方
- 倍角・加法定理
- 位置ベクトルと内積
- 円周角の定理
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