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京都大学/2018年度

京都大学 2018年 数学 第3問解答・解説

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1問題

京都大学2018年度第3問配点 35点

α は 0 < α ≦ π/2 を満たす定数とし,四角形 ABCD に関する次の2つの条件を考える。

(i) 四角形 ABCD は半径1の円に内接する。

(ii) ∠ABC = ∠DAB = α。 条件 (i) と (ii) を満たす四角形のなかで,4辺の長さの積 k = AB · BC · CD · DA が最大となるものについて,k の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 最大値
    4sin⁡4α4\sin^4\alpha

3解答

解答を見る途中式つきの解答

円周上の順に弧AB, BC, CD, DAの中心角をそれぞれ x,y,z,wx,y,z,w とする。円周角の定理から z+w=2α,y+z=2α,z+w=2\alpha,\qquad y+z=2\alpha, したがって y=w=2α−zy=w=2\alpha-z である。u=α−z/2u=\alpha-z/2 とおけば 0<u<α0<u<\alpha、かつ y/2=w/2=u, z/2=α−u, x/2=π−α−uy/2=w/2=u,\ z/2=\alpha-u,\ x/2=\pi-\alpha-u である。

半径1の円の弦の長さは中心角の半分の正弦の2倍なので、 k=16sin⁡(x/2)sin⁡(y/2)sin⁡(z/2)sin⁡(w/2)=16sin⁡(α+u)sin⁡2usin⁡(α−u).k=16\sin(x/2)\sin(y/2)\sin(z/2)\sin(w/2) =16\sin(\alpha+u)\sin^2u\sin(\alpha-u). ここで v=sin⁡2uv=\sin^2u とおくと 0<v<sin⁡2α0<v<\sin^2\alpha であり、積和の恒等式より k=16v(sin⁡2α−v).k=16v(\sin^2\alpha-v). 右辺は v=sin⁡2α/2v=\sin^2\alpha/2 で最大となり、その値を与える 0<u<α0<u<\alpha を満たす uu は実際に取れる。よって最大値は 4sin⁡4α4\sin^4\alpha。

弧の中心角を置き、円周角の定理で二つの弧を等しくする。弦長公式で積を一変数の二次式に変換し、最大点が許容範囲内にあることまで確認した。旧答案の結論と一致。

この問題で使う考え方

  • 円周角の定理
  • 弦長公式
  • 二次関数の最大

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