各点の偏角を反時計回り順に θ1<θ2<θ3<θ4<θ5<θ1+2π とし、隣り合う点の偏角差を δ1,…,δ5>0 とする。特に δ1=θ2−θ1、δ5=θ1+2π−θ5 である。
単位円の弦の表示から w5−w1w2−w1=sin(δ5/2)sin(δ1/2)ei(θ2−θ5)/2. 条件 (I) よりこの比の2乗は −tan2a である。比の偏角 (θ2−θ5)/2 は (−π,0) にあるので、比は −itana となる。従って θ5−θ2=π.
(1) これより P2P5 は直径である。円周角の定理(またはタレスの定理)から ∠P5P1P2=2π.
(2) 方程式 z2−3z+1=0 の根は eiπ/6 と e−iπ/6 である。(II) と頂点の順序より θ3−θ2=6π. また w4/w2 は ei5π/6 または ei7π/6 であるが、P3,P4,P5 の順に並び θ5−θ2=π だから θ4−θ2=5π/6 でなければならない。従って δ2=6π,δ3=32π,δ4=6π. さらに、上の弦の比の絶対値より sin(δ5/2)sin(δ1/2)=tana. θ5−θ2=π から δ1+δ5=π なので、sin(δ5/2)=cos(δ1/2)。よって tan(δ1/2)=tana。両角は (0,π/2) にあるから δ1=2a,δ5=π−2a. 原点から五角形を三角形に分けた面積は、単位円の中心角 δj に対応する三角形の面積 21sinδj の和である。したがって S=21(sin2a+sin6π+sin32π+sin6π+sin(π−2a))=sin2a+21+43.
(3) 全点を w1 倍しても R と面積は変わらないので w1=1 としてよい。各偏角は 0,2a,2a+6π,2a+65π,2a+π. 従って w1+w2+w3+w4+w5=1+e2ia(1+eiπ/6+ei5π/6+eiπ)=1+ie2ia, したがって R2=∣1+ie2ia∣2=2−2sin2a. これと (2) の結果を合わせれば R2+2S=3+23, となり、a によらない。