(1) e2=ab+bc+ca とおくと A2=B+2e2 より e2=(A2−B)/2。また C=A3−3Ae2+3abc だから abc=3C−A3+3A(A2−B)/2=6A3−3AB+2C.
(2) 二項係数の関係 2k+2(2k+12n)=2n+11(2k+22n+1) を使う。(1+1)2n+1 と (1−1)2n+1 を加えると、二項係数の偶数番目の和は 22n。このうち k=0,…,n−1 の和は0番目を除いたものなので k=0∑n−12k+2(2k+12n)=2n+122n−1.
(3) Z の確率を q とすると P(X)=P(Y)=2q かつ 5q=1。従って P(X)=P(Y)=2/5, P(Z)=1/5。どれかの文字が出ない事象に包除原理を適用して P(3種類すべて)=1−2(53)5−(54)5+2(52)5+(51)5=625336.
(4) 中心を c=(1,3)、A の列を u,v、d=Ac−c とする。∣w∣=3 なら c±w は円上なので、像が円上にある条件から ∣d+Aw∣2=∣d−Aw∣2=9. 差をとると d⋅Aw=0。w=(3,0),(0,3) とし、A は逆行列をもつので、その二つの列ベクトルは平行でない。したがって d=0、すなわち Ac=c。同じ条件から ∣Aw∣=3 がすべての ∣w∣=3 で成り立つ。w=(3,0),(0,3),(3/2,3/2) を代入すると、列ベクトルは長さ1で互いに直交する。 第1列を (p,r) とすると、第2列は (−r,p) または (r,−p)。前者を Ac=c に代入すると p=1,r=0、すなわち単位行列となり除外される。後者では p+3r=1,r−3p=3, ゆえに p=−1/2,r=3/2。従って A=−21232321. この反射は中心 c を固定し、距離を保つので条件を満たす。
(5) u=x+π/4 とおくと sinx+cosx=2sinu なので ∫0π/2sinx+cosx2dx=∫π/43π/4cscudu=[lntan2u]π/43π/4=ln(3+22).