秋田大学/2016年度
秋田大学 2016年 数学 第8問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
b > 0, とし, 原点を O とする座標平面上の楕円 を E とする。楕円 E 上の点 P(x, y) の媒介変数表示は , ( ) で与えられる。次の問いに答えよ。
(i) 点 P で楕円 E と共通の接線をもつ円を考える。このような円のうち,不等式 の表す領域内にある円を C とする。円 C の半径を とするとき,C の中心を と を用いて表せ。
(ii) 2 d = 11 b とし, 4つの頂点が , , , である正方形 F を考える。点 P が楕円 E 上を動くとき, (i) の円 C の中心は正方形 F の周上を動くとする。このとき, に対して, C の半径 を求めよ。
(iii) (ii) の の における最大値は であることを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(i) とおく。接線方向ベクトルは であるから、これに垂直な法線方向ベクトルとして をとれる。その長さを とする。この向きは楕円の外向きであり、条件を満たす円の中心 は からこの方向へ距離 だけ進んだ点である。したがって
(ii) 、 とおくと、 より法線の長さは では、外向き法線射線が正方形の右辺 に達するまでの距離と上辺 に達するまでの距離はそれぞれ 最初に達する辺を選ぶ。 を代入すると とおけば右辺は と同値である。 では左辺が0以下、右辺が0以上なので成り立つ。 では両辺が正なので二乗でき、 なら であるから、この不等式は 、すなわち のときに成り立つ。よって では右辺に達し、 では上辺に達する。
右辺に達する場合は 、上辺に達する場合は だから、
(iii) では、 は正で増加し、 も増加するので、 は増加する。その最大値は で
一方、 では とおくと であり このとき なぜなら であり、 だからである。従ってこの区間でも 、等号は 、すなわち で成立する。よって
楕円の法線を用いて、中心をPから単位法線方向にrだけ進んだ点として表す。第1象限では、その方向にPから正方形の右辺と上辺まで進む距離を比較する。達する辺はθ=π/6で切り替わる。前半の増加と、後半で因数分解した差が0以上であることから最大値を示す。
この問題で使う考え方
- parametric derivative
- normal vector
- compare boundary distances
- factorized inequality
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
