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秋田大学/2019年度

秋田大学 2019年 数学 第7問解答・解説

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1問題

秋田大学2019年度第7問

1から5までの番号が1つずつ書かれた5枚のカードが箱に入っている。この箱からカードを1枚取り出し,番号を確認してからもとに戻す。この試行を3回続けて行い,取り出したカードの番号を順に a1a_{1} , a2a_{2} , a3a_{3} とする。次の問いに答えなさい。

(i) a1<a2<a3a_{1}<a_{2}<a_{3} となる確率を求めなさい。

(ii) (a1−a2)(a2−a3)(a3−a1)=0(a_{1}-a_{2})(a_{2}-a_{3})(a_{3}-a_{1})=0 となる確率を求めなさい。

(iii) a1a2−a2a3+a3a1=0a_{1}a_{2}-a_{2}a_{3}+a_{3}a_{1}=0 となる確率を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) 2/25。(ii) 13/25。(iii) 2/125。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

各試行は復元抽出なので、順序つきの結果 (a1,a2,a3)(a_1,a_2,a_3) は全部で 53=1255^3=125 通りあり、すべて同様に確からしい。

(i) a1<a2<a3a_1<a_2<a_3 となるには異なる3個の番号を選び、それらが昇順に並ぶ必要がある。したがって該当する組は (53)=10\displaystyle \binom53=10 通りであり、求める確率は 10/125=2/2510/125=2/25。

(ii) 積が0となるのは、3つの因子のうち少なくとも1つが0、すなわち3つの番号のうち少なくとも2つが等しいときである。余事象は3つがすべて異なる場合で、その順序つきの組は 5⋅4⋅3=605\cdot4\cdot3=60 通り。よって確率は 1−60125=1325.\displaystyle 1-\frac{60}{125}=\frac{13}{25}.

(iii) 条件式を整理すると a2(a3−a1)=a1a3.a_2(a_3-a_1)=a_1a_3. 右辺は正なので a3>a1a_3>a_1。1≦a1<a3≦51\le a_1<a_3\le5 の10通りについて a2=a1a3/(a3−a1)a_2=a_1a_3/(a_3-a_1) を調べると、値は順に (a1,a3)(1,2)(1,3)(1,4)(1,5)(2,3)(2,4)(2,5)(3,4)(3,5)(4,5)a22324354641031215220\displaystyle \begin{array}{c|cccccccccc} (a_1,a_3)&(1,2)&(1,3)&(1,4)&(1,5)&(2,3)&(2,4)&(2,5)&(3,4)&(3,5)&(4,5)\\ \hline a_2&2&\frac32&\frac43&\frac54&6&4&\frac{10}{3}&12&\frac{15}{2}&20 \end{array} このうち a2a_2 が1から5までの整数となるのは (a1,a2,a3)=(1,2,2),(2,4,4)(a_1,a_2,a_3)=(1,2,2),(2,4,4) の2通り。したがって確率は 2/1252/125。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 余事象
  • 順序つき列の列挙

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