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旭川医科大学/2015年度

旭川医科大学 2015年 数学 第4問解答・解説

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1問題

旭川医科大学2015年度第4問

四面体 OAPQ において, ∠AOP=∠AOQ=∠POQ=60∘\angle AOP = \angle AOQ = \angle POQ = 60^{\circ}, OA=1OA = 1, OP=pOP = p, OQ=qOQ = q とし, 頂点 A から平面 OPQ に下ろした垂線を AH とする. ただし, p≦qp \leq q とする. このとき, 次の問いに答えよ.

問 1 内積 AP→⋅AQ→\overrightarrow{AP} \cdot \overrightarrow{AQ} を p, q を用いて表せ.

問 2 AH の長さを求めよ.

問 3 p+q=3p + q = 3,および△APQの面積が1のとき,以下の値を求めよ。

(1) pq

(2) pp

(3) 四面体 OAPQ の体積

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • AP→⋅AQ→=1+pq−p−q2,AH=23;pq=1,p=3−52,VOAPQ=212.\displaystyle \overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{AQ}=1+\frac{pq-p-q}{2},\quad AH=\sqrt{\frac23};\qquad pq=1,\quad p=\frac{3-\sqrt5}{2},\quad V_{OAPQ}=\frac{\sqrt2}{12}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

問1. a=OA→,  u=OP→,  v=OQ→ とおく。a⋅u=p2,a⋅v=q2,u⋅v=pq2,a⋅a=1. よってAP→⋅AQ→=(u−a)⋅(v−a)=1+pq−p−q2.n問2. OPQ を xy 平面に置き、O=(0,0,0),  P=(p,0,0),  Q=(q2,3q2,0) とする。A=(x,y,z) とおくと、a⋅u=p2 より x=12. また a⋅v=q2 より q2x+3q2y=q2 なので y=123. OA=1 からz2=1−14−112=23. 平面 OPQ は z=0 だから AH=∣z∣=23.n問3. t=pq とする。p+q=3 のとき、問1より AP→⋅AQ→=t−12 であり、AP2=p2−p+1,AQ2=q2−q+1.(p2−p+1)(q2−q+1)=t2−4t+7 である。三角形の面積公式と内積から[APQ]2=14(AP2AQ2−(AP→⋅AQ→)2)=3t2−14t+2716.[APQ]=1 より 3t2−14t+11=0、したがって t=1 または 113. 一方 (p−q)2≧0 より t≦94 なので pq=t=1.p,q は X2−3X+1=0 の2根であり、p≦q だから p=3−52.最後に [OPQ]=34pq=34 なので、VOAPQ=13[OPQ]⋅AH=13⋅34⋅23=212.\displaystyle \text{問1. }\mathbf a=\overrightarrow{OA},\;\mathbf u=\overrightarrow{OP},\;\mathbf v=\overrightarrow{OQ}\text{ とおく。} \mathbf a\cdot\mathbf u=\frac p2,\quad \mathbf a\cdot\mathbf v=\frac q2,\quad \mathbf u\cdot\mathbf v=\frac{pq}{2},\quad \mathbf a\cdot\mathbf a=1.\text{ よって} \overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{AQ}=(\mathbf u-\mathbf a)\cdot(\mathbf v-\mathbf a)=1+\frac{pq-p-q}{2}.\\n\text{問2. }OPQ\text{ を }xy\text{ 平面に置き、}O=(0,0,0),\;P=(p,0,0),\;Q=\left(\frac q2,\frac{\sqrt3q}{2},0\right)\text{ とする。}A=(x,y,z)\text{ とおくと、} \mathbf a\cdot\mathbf u=\frac p2\text{ より }x=\frac12.\text{ また }\mathbf a\cdot\mathbf v=\frac q2\text{ より }\frac q2x+\frac{\sqrt3q}{2}y=\frac q2\text{ なので }y=\frac{1}{2\sqrt3}.\text{ }OA=1\text{ から} z^2=1-\frac14-\frac1{12}=\frac23.\text{ 平面 }OPQ\text{ は }z=0\text{ だから }AH=|z|=\sqrt{\frac23}.\\n\text{問3. }t=pq\text{ とする。}p+q=3\text{ のとき、問1より }\overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{AQ}=\frac{t-1}{2}\text{ であり、} AP^2=p^2-p+1,\qquad AQ^2=q^2-q+1. (p^2-p+1)(q^2-q+1)=t^2-4t+7 \text{ である。三角形の面積公式と内積から} [APQ]^2=\frac14\left(AP^2AQ^2-(\overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{AQ})^2\right)=\frac{3t^2-14t+27}{16}. [APQ]=1\text{ より }3t^2-14t+11=0\text{、したがって }t=1\text{ または }\frac{11}{3}.\text{ 一方 }(p-q)^2\ge0\text{ より }t\le\frac94\text{ なので }pq=t=1. p,q\text{ は }X^2-3X+1=0\text{ の2根であり、}p\le q\text{ だから }p=\frac{3-\sqrt5}{2}. \text{最後に }[OPQ]=\frac{\sqrt3}{4}pq=\frac{\sqrt3}{4}\text{ なので、} V_{OAPQ}=\frac13[OPQ]\cdot AH=\frac13\cdot\frac{\sqrt3}{4}\cdot\sqrt{\frac23}=\frac{\sqrt2}{12}.

この問題で使う考え方

  • 内積と平面への正射影

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