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旭川医科大学/2018年度

旭川医科大学 2018年 数学 第4問解答・解説

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1問題

旭川医科大学2018年度第4問

△ABC において, AB = 2, BC = 3, CA = 7\sqrt{7} とする. AB に関して C と反対側に点 S を △ASB が正三角形となるようにとる. また, BC に関して A と反対側に点 T を △BTC が正三角形となるようにとる. さらに △ASB の外接円と △BTC の外接円との交点のうち, B と異なる点を P とする. このとき, 次の各問いに答えよ.

問 1 ∠ABC の大きさを求めよ.

問 2 △PAB∽△PBC であることを示し, AP, BP, CP の長さをそれぞれ求めよ.

問 3 AP→\overrightarrow{\mathrm{AP}} を AB→\overrightarrow{\mathrm{AB}}, AC→\overrightarrow{\mathrm{AC}} を用いて表せ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    60°
  • 問2
    △PAB∼△PBC,AP=41919,BP=61919,CP=91919\displaystyle \triangle PAB\sim\triangle PBC,\quad AP=\frac{4\sqrt{19}}{19},\quad BP=\frac{6\sqrt{19}}{19},\quad CP=\frac{9\sqrt{19}}{19}
  • 問3
    AP=(6/19)AB+(4/19)ACAP=(6/19)AB+(4/19)AC

3解答

解答を見る途中式つきの解答

余弦定理より cos⁡∠ABC=AB2+BC2−CA22 AB BC=4+9−712=12,\displaystyle \cos\angle ABC=\frac{AB^2+BC^2-CA^2}{2\,AB\,BC}=\frac{4+9-7}{12}=\frac12, したがって ∠ABC=60∘\angle ABC=60^\circ。座標を B=(0,0), A=(2,0), C=(32,332)\displaystyle B=(0,0),\ A=(2,0),\ C=(\frac32,\frac{3\sqrt3}{2}) とおく。

S=(1,−3)S=(1,-\sqrt3) であり、円 (ASB)(ASB) の中心は (1,−33)\displaystyle (1,-\frac{\sqrt3}{3})、半径は 23\displaystyle \frac{2}{\sqrt3} だから、その方程式は x2+y2−2x+233y=0.\displaystyle x^2+y^2-2x+\frac{2\sqrt3}{3}y=0. また、T=(−32,332)\displaystyle T=(-\frac32,\frac{3\sqrt3}{2}) であり、円 (BTC)(BTC) の中心は (0,3)(0,\sqrt3)、半径は 3\sqrt3 だから、その方程式は x2+y2−23y=0.x^2+y^2-2\sqrt3 y=0. 両式の差から y=34x\displaystyle y=\frac{\sqrt3}{4}x。これを後者へ代入し、BB 以外の交点を取ると P=(2419,6319).\displaystyle P=(\frac{24}{19},\frac{6\sqrt3}{19}). よって AP=41919,BP=61919,CP=91919.\displaystyle AP=\frac{4\sqrt{19}}{19},\qquad BP=\frac{6\sqrt{19}}{19},\qquad CP=\frac{9\sqrt{19}}{19}. これらと AB=2, BC=3AB=2,\ BC=3 から APPB=ABBC=PBPC=23,\displaystyle \frac{AP}{PB}=\frac{AB}{BC}=\frac{PB}{PC}=\frac23, したがって △PAB∼△PBC\triangle PAB\sim\triangle PBC(対応は P↔P,A↔B,B↔CP\leftrightarrow P, A\leftrightarrow B, B\leftrightarrow C)。

最後に AP→=(−1419,6319),AB→=(−2,0),AC→=(−12,332),\displaystyle \overrightarrow{AP}=(-\frac{14}{19},\frac{6\sqrt3}{19}),\quad \overrightarrow{AB}=(-2,0),\quad \overrightarrow{AC}=(-\frac12,\frac{3\sqrt3}{2}), を係数比較すると AP→=619AB→+419AC→.\displaystyle \overrightarrow{AP}=\frac6{19}\overrightarrow{AB}+\frac4{19}\overrightarrow{AC}.

余弦定理でABCを正三角形の角度に定め、ABをx軸とする座標を取る。二つの正三角形の外接円の方程式を立てて共通点Pを求め、距離を計算する。各辺の比を比較して相似を確認し、最後は基底ベクトルAB, ACの係数比較で表す。

この問題で使う考え方

  • 余弦定理
  • 座標設定
  • 円の方程式
  • 距離計算
  • ベクトルの係数比較

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