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自治医科大学/2009年度

自治医科大学 2009年 数学 第12問解答・解説

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1問題

自治医科大学2009年度第12問

放物線 C1:y=kx2−3 (k>16, k は実数)\displaystyle C_{1}:y=kx^{2}-3\ (k>\frac{1}{6},\ k\text{ は実数}) と円 C2:x2+y2=9C_{2}:x^{2}+y^{2}=9 について考える。C1C_{1} と C2C_{2} は,点 P(0,−3)P(0,-3) 以外で,異なる2つの点,QQ および RR で交わる。∠RPQ=30∘\angle RPQ=30^{\circ} となるとき,(32k−2)2\displaystyle \left(\frac{3}{2}k-2\right)^{2} の値を求めよ。

選択肢:ア 00,カ 11,サ 22,タ 33,ナ 44,ハ 55,マ 66,ヤ 77,ラ 88,ワ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

円と放物線の共有点を連立して左右対称な2点の座標を求める。PQRの二等辺三角形に余弦定理を適用し、指定角から高さと半底辺の比を決定してkを求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 3 (タ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

放物線と円の共有点の xx 座標を xx とすると、円の方程式に y=kx2−3y=kx^2-3 を代入して x2+(kx2−3)2=9,x2(k2x2+1−6k)=0x^2+(kx^2-3)^2=9, \qquad x^2\bigl(k^2x^2+1-6k\bigr)=0 を得る。x=0x=0 は PP であり、他の2点では x=±a,a2=6k−1k2>0\displaystyle x=\pm a,\qquad a^2=\frac{6k-1}{k^2}>0 となる。ここで k>16\displaystyle k>\frac16 より k>0k>0 である。したがって、交点を Q=(a,3−1k)\displaystyle Q=(a,3-\frac1k)、R=(−a,3−1k)\displaystyle R=(-a,3-\frac1k) とおける。また、PP から直線 QRQR までの距離を hh とすると h=3−1k+3=6−1k=ka2>0.\displaystyle h=3-\frac1k+3=6-\frac1k=ka^2>0. よって PQ=PR=a2+h2PQ=PR=\sqrt{a^2+h^2}、QR=2aQR=2a である。三角形 PQRPQR に余弦定理を用いると cos⁡∠RPQ=PQ2+PR2−QR22 PQ⋅PR=h2−a2h2+a2.\displaystyle \cos\angle RPQ =\frac{PQ^2+PR^2-QR^2}{2\,PQ\cdot PR} =\frac{h^2-a^2}{h^2+a^2}. 角が 30∘30^\circ なので、z=ha>0\displaystyle z=\frac{h}{a}>0 とおけば z2−1z2+1=32,(2−3)z2=2+3,z2=7+43.\displaystyle \frac{z^2-1}{z^2+1}=\frac{\sqrt3}{2}, \qquad (2-\sqrt3)z^2=2+\sqrt3, \qquad z^2=7+4\sqrt3. 正の平方根をとって z=2+3z=2+\sqrt3。一方、h=ka2h=ka^2 より z=kaz=ka であり、a2=(6k−1)/k2a^2=(6k-1)/k^2 だから z2=6k−1z^2=6k-1 である。従って 6k−1=7+43,k=4+233.\displaystyle 6k-1=7+4\sqrt3, \qquad k=\frac{4+2\sqrt3}{3}. これを求める式に代入すると (32k−2)2=(2+3−2)2=3.\displaystyle \left(\frac32k-2\right)^2 =\left(2+\sqrt3-2\right)^2=3. 以上より、求める値は 33(選択肢タ)である。

この問題で使う考え方

  • 余弦定理
  • 円の方程式
  • 放物線

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