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自治医科大学/2009年度

自治医科大学 2009年 数学 第4問解答・解説

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1問題

自治医科大学2009年度第4問

2次方程式 x2+px+q=0 (q>0)x^{2}+px+q=0\ (q>0) の2つの解を α,β\alpha,\beta とする。α2+β2=3\alpha^{2}+\beta^{2}=3,1α+1β=1\displaystyle \frac{1}{\alpha}+\frac{1}{\beta}=1 のとき,qq の値を求めよ。

選択肢:ア 00,カ 11,サ 22,タ 33,ナ 44,ハ 55,マ 66,ヤ 77,ラ 88,ワ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • q=3  (q=3\;(タ)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解と係数の関係から α+β=−p,αβ=q.\alpha+\beta=-p,\quad \alpha\beta=q. q>0q>0 なので q≠0q\ne0 であり、逆数の和を通分すると 1=1α+1β=α+βαβ=α+βq.\displaystyle 1=\frac{1}{\alpha}+\frac{1}{\beta}=\frac{\alpha+\beta}{\alpha\beta}=\frac{\alpha+\beta}{q}. したがって α+β=q\alpha+\beta=q である。また α2+β2=(α+β)2−2αβ=q2−2q=3,\alpha^2+\beta^2=(\alpha+\beta)^2-2\alpha\beta=q^2-2q=3, より q2−2q−3=(q−3)(q+1)=0.q^2-2q-3=(q-3)(q+1)=0. q>0q>0 だから q=3q=3 である。

この値が条件と両立することも確かめる。p=−3,  q=3p=-3,\;q=3 とすると、方程式は x2−3x+3=0x^2-3x+3=0 となり、その判別式は 9−12=−39-12=-3 である。したがって、この方程式は二つの複素数解をもち、順不同で α=3+i32,β=3−i32\displaystyle \alpha=\frac{3+i\sqrt{3}}{2},\quad \beta=\frac{3-i\sqrt{3}}{2} と書ける。この解の和と積はそれぞれ3なので、α2+β2=32−2⋅3=3\alpha^2+\beta^2=3^2-2\cdot3=3、1α+1β=33=1\displaystyle \frac1\alpha+\frac1\beta=\frac{3}{3}=1 となり、条件を満たす。答えは3(タ)である。

この問題で使う考え方

  • 解と係数の関係
  • 二次方程式の判別式
  • 複素数の四則演算

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