旭川医科大学/2019年度
旭川医科大学 2019年 数学 第3問解答・解説
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1問題
を, 虚部が0でない複素数とする. 複素数平面上で3点0, , を通る円を とし, の中心の複素数を とする. このとき, 次の各問いに答えよ.
問 1 β を α, を用いて表せ.
問 2 点 は C 上にないことを示せ.
問 3 の実部が正となるとき, の満たす条件を求めよ.
問 4 0 でないどんな実数 t に対しても点 が C 上にないとき,点 全体の集合を複素数平面上に図示せよ.
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1 。問2 。問3 。問4 。図示は複素数平面上の の直線で、 を白丸で除く。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- 問1 問2 問3 問4 (図は本文).
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
()、 とおく。中心が で原点を通る円 の方程式は を代入すると 第2式から第1式の 倍を引くと より 、また だから、
この式とその共役を用いると したがって よって 点 は円 上にない。
また、 かつ ()なので、先の式から 。 分母の絶対値の2乗は なので、有理化して から、これが正となる条件は 。
最後に実数 に対して 非零の で となるものが存在するのは のときで、その値は 。よって、どの非零実数 に対しても 点 が円 上にない条件は である。もとの条件 を合わせると、求める集合は すなわち直線 から実軸上の点 を除いた集合である。
小問(4)の集合を複素数平面に表すと、実部が の縦直線で、実軸との交点 は除く。下図の白丸は集合に含まれない点を表す。

複素数平面の円の方程式へα, α²を代入して中心を決定する。得た中心を使ってα³および実数倍tα³の円上判定を行い、問3はα³/βの実部を整理する。
この問題で使う考え方
- 複素数の共役計算
- 円の方程式
- 複素数商の実部
- 実数パラメータの零点判定
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