日本医科大学 2019 医学部前期 問題 I
問1
a=1 では C2 は y=x2−43 である。C1 より x2=y2+1 なので、交点の y 座標は
y=y2+1−43,(y−21)2=0.
したがって y=21、x2=1+41=45 であり、共有点は
(25,21),(−25,21).
問2
c=2(a+1)3 とおく。C1 から x2=y2+1 だから、交点の y 座標は
y=a(y2+1)−cすなわちay2−y+(a−c)=0.
a=0 なのでこれは二次方程式であり、判別式は
D=1−4a(a−c)=1−4a2+4ac=a+1(1−a)(4a2+8a+1).
D>0 のとき、異なる実数解 y1,y2 が二つあり、それぞれについて x=±yi2+1 が得られる。平方根の中は常に正なので、各 yi から異なる二点が生じ、合計四点である。逆に四点で交わるなら y は異なる二値をとるので D>0 が必要である。よって条件は D>0。
4a2+8a+1=0 の解は −1±23 である。分母の符号も含めて符号を調べ、もとの条件 a=0,−1 を合わせると
−1−23<a<−1または−1+23<a<1, a=0.
問3
問2の条件のもとで、二つの y 座標を y1,y2 とする。交点は (±y12+1,y1),(±y22+1,y2) である。各高さで左右対称なので、これら四点を通る円の中心の x 座標は 0 である。中心を (0,q) とおくと、各組の二点までの距離が等しく、さらに二つの高さで距離が等しいことから
(y12+1)+(y1−q)2=(y22+1)+(y2−q)2.
y1=y2 より整理して q=y1+y2。二次方程式 ay2−y+(a−c)=0 の解の和は 1/a だから、中心は (0,a1).
半径 r は、どちらの解 yi を使っても r2=yi2+1+(yi−1/a)2=2(yi2−yi/a)+1+1/a2. 方程式を a で割ると yi2−yi/a=−1+c/a なので r2=−1+2c/a+1/a2=a2(a+1)−a3−a2+4a+1, ここで c=3/[2(a+1)] を代入した。したがって r=a2(a+1)−a3−a2+4a+1,ア=4, イ=1, ウ=2, エ=1.
最終結果・解法・確認事項
- 問1:共有点は (±25,21)。 - 問2:−1−23<a<−1 または −1+23<a<1 かつ a=0。 - 問3:中心は (0,1/a)、半径は上記の式、空欄は (4,1,2,1)。 - 解法:x2=y2+1 による消去、二次方程式の判別式と解と係数の関係、円の対称性と距離の計算。 - 定義域:問題の仮定 a=0,−1 を用いた。問3は問2の四交点条件を仮定する。 - issues:なし。