本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

旭川医科大学/2020年度

旭川医科大学 2020年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

旭川医科大学2020年度第3問

座標平面上で x 座標と y 座標がともに整数である点 (x,y)(x, y) を格子点という。n を正の整数として,次の 3 つの不等式を同時に満たす領域を DnD_{n} とする。

y≧x2,y≦−x2−2nx+4n2,1≦x≦ny \geq x ^ {2}, \quad y \leq - x ^ {2} - 2 n x + 4 n ^ {2}, \quad 1 \leq x \leq n

領域 DnD_{n} に含まれる格子点の総数を ana_{n} とするとき,次の各問いに答えよ.

問 1 a2a_{2} を求めよ.

問 2 n≧3n \geq 3 のとき, ana_{n} を求めよ.

問 3 n≧3n \geq 3 のとき,領域 DnD_{n} の境界線上の格子点の総数を bnb_{n} とする.

(1) 領域 DnD_{n} の面積 SnS_{n} を求めよ.

(2) lim⁡n→∞Sn−(an−12bn−1)n\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}\frac{S_{n}-\left(a_{n}-\frac{1}{2}b_{n}-1\right)}{n} を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

下側を L=x2L=x^2,上側を U=−x2−2nx+4n2U=-x^2-2nx+4n^2 とおく。差は U−L=2(n−x)(2n+x)≧0U-L=2(n-x)(2n+x)\ge0。 問1・問2 整数 x=kx=k での格子点数は 4n2−2nk−2k2+14n^2-2nk-2k^2+1 なので an=∑k=1n(4n2−2nk−2k2+1)=n(7n2−6n+2)3.\displaystyle a_n=\sum\limits _{k=1}^n(4n^2-2nk-2k^2+1)=\frac{n(7n^2-6n+2)}3. 従って a2=12a_2=12。 問3(1) 面積は Sn=∫1n(4n2−2nx−2x2) dx=73n3−4n2+n+23.\displaystyle S_n=\int_1^n(4n^2-2nx-2x^2)\,dx=\frac73n^3-4n^2+n+\frac23. (2) 二つの曲線境界には各 nn 個の格子点があり,(n,n2)(n,n^2) を共有するので計 2n−12n-1 個。左端 x=1x=1 には 4n2−2n−14n^2-2n-1 個あるが両端を重複して数えているので bn=(2n−1)+(4n2−2n−1)−2=4n2−4.b_n=(2n-1)+(4n^2-2n-1)-2=4n^2-4. これらを代入すると Sn−(an−bn/2−1)=(n−1)/3S_n-(a_n-b_n/2-1)=(n-1)/3。従って求める極限は 1/31/3。

この問題で使う考え方

  • 不等式の表す領域
  • 総和記号と数列の和
  • 定積分
  • 定積分による面積
  • 数列の極限

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。