(1) z=0 なので z=r(cosθ+isinθ)(r>0, 0≦θ<2π)とおく。∣z∣3=∣i∣=1 より r=1。ド・モアブルの定理から 3θ=2π+2kπ. 0≦θ<2π に入るものは k=0,1,2 であり、 z=cos(6π+32kπ)+isin(6π+32kπ)(k=0,1,2). したがって求める複素数は 23+21i,−23+21i,−i.
(2) z100=i の根は zk=cosθk+isinθk,θk=200(4k+1)π,k=0,1,…,99 である。これらの偏角は 0<θk<2π を満たす。Im(zk)≧0 は 0<θk<π と同値であり、その範囲では Re(zk)≦21 は θk≧3π と同値である。よって 3π≦200(4k+1)π≦πすなわち3200≦4k+1≦200すなわち17≦k≦49. したがって個数は 49−17+1=33。
(3) zn=i の根の偏角は θj=(2π+2jπ)/n(j は整数)で表せる。Re(z)≧21 に対応する偏角の代表は −3π≦θj≦3π に限られる。この区間の幅は 2π/3<2π なので、同じ根を重複して数えない。条件は −6n−41≦j≦6n−41 となる。左端以上右端以下の整数の個数を数えると、q を非負整数として n3q3q+13q+2j の範囲−2q−41≦j≦2q−41−2q−125≦j≦2q−121−2q−127≦j≦2q+121Nqqq+1 である。したがって、n=3q では N=n/3、n=3q+1 では N=q<n/3=q+1/3、n=3q+2 では N=q+1>n/3=q+2/3。よって必要十分条件は n≡2(mod3).
複素数を極形式で表し、ド・モアブルの定理で根の偏角を等間隔に記述する。実部・虚部の条件を偏角区間に直して根の個数を数える。