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獨協医科大学/2021年度/2日目

獨協医科大学 2021年 2日目 数学 第1問解答・解説

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1問題

獨協医科大学2021年度第1問

次の問いに答えなさい。

(1) aa を正の定数とし,xx の関数 f(x)=x2−4ax+6a2−6a−11f(x)=x^{2}-4ax+6a^{2}-6a-11 を考える。a≦x≦a+2a\leq x\leq a+2 における f(x)f(x) の最小値を mm,最大値を MM とする。

(i) a=3a=3 のとき,m=−アイm=-\boxed{\text{アイ}},M=ウエM=\boxed{\text{ウエ}} である。

(ii) m=0m=0 となるのは,a=オ+カキク\displaystyle a=\frac{\boxed{\text{オ}}+\sqrt{\boxed{\text{カキ}}}}{\boxed{\text{ク}}} のときである。

(iii) M=0M=0 となるのは,a=ケ+コサシ\displaystyle a=\frac{\boxed{\text{ケ}}+\sqrt{\boxed{\text{コサ}}}}{\boxed{\text{シ}}} のときである。

(2) 箱Aの中には赤球が3個と白球が2個,箱Bの中には赤球が2個と白球が3個入っている。A,Bそれぞれから同時に1個の球を取り出し,次の規則に従う操作を行う。

【規則】

Aから取り出した球が赤球のときはそれをAに戻し,白球のときはそれをBに入れる。

Bから取り出した球が赤球のときはそれをAに入れ,白球のときはそれをBに戻す。

(i) 1回の操作後,2つの箱の中が最初と同じ状態である確率は スセソ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ス}}}{\boxed{\text{セソ}}} である。

(ii) 2回の操作後,Aの中の白球が2個である確率は タチツテト\displaystyle \frac{\boxed{\text{タチ}}}{\boxed{\text{ツテト}}} である。

(iii) 2回の操作後にAの中の白球が0個であったとき,1回目の操作でBから白球を取り出している条件付き確率は ナニヌネ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ナニ}}}{\boxed{\text{ヌネ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(i) アイ=10, =10,\space{} ウ=−, =-,\space{} エ=2;=2;
    (1)(ii) オ=5, =5,\space{} カキ=46, =46,\space{} ク=3;=3;
    (1)(iii) ケ=3, =3,\space{} コサ=42, =42,\space{} シ=3;=3;
    (2)(i) ス=9, =9,\space{} セソ=25;=25;
    (2)(ii) タチ=47, =47,\space{} ツテト=125;=125;
    (2)(iii) ナニ=15, =15,\space{} ヌネ=23=23

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 二次関数の最小値・最大値

平方完成すると f(x)=(x−2a)2+2a2−6a−11.f(x)=(x-2a)^2+2a^2-6a-11. 0<a≦20<a\le2 なら頂点 x=2ax=2a はa≦x≦a+2a\le x\le a+2 の範囲内にあり、最小値は頂点で、最大値は両端のうち頂点から遠い方でとる。a>2a>2 なら 2a>a+22a>a+2 なので、区間上では (x−2a)2(x-2a)^2 は xx が増すにつれて減り、最大値は x=ax=a、最小値は x=a+2x=a+2 でとる。

(i) a=3>2a=3>2 だから f(a)=3a2−6a−11=−2,f(a+2)=3a2−10a−7=−10.f(a)=3a^2-6a-11=-2,\qquad f(a+2)=3a^2-10a-7=-10. 従って m=−10, M=−2m=-10,\ M=-2 であり、アイ=10\text{アイ}=10、ウ=−, エ=2\text{ウ}=-,\ \text{エ}=2。

(ii) 0<a≦20<a\le2 の場合、最小値は f(2a)=2a2−6a−11=2a(a−3)−11<0f(2a)=2a^2-6a-11=2a(a-3)-11<0 なので m=0m=0 にはならない。a>2a>2 では m=f(a+2)=3a2−10a−7m=f(a+2)=3a^2-10a-7 である。これを0とおくと a=10±1846=5±463.\displaystyle a=\frac{10\pm\sqrt{184}}6=\frac{5\pm\sqrt{46}}3. a>2a>2 を満たすのは a=(5+46)/3a=(5+\sqrt{46})/3 だけである。よって オ=5, カキ=46, ク=3\text{オ}=5,\ \text{カキ}=46,\ \text{ク}=3。

(iii) 0<a≦20<a\le2 では最大値は端点でとるが、 f(a)=3a(a−2)−11<0,f(a+2)=a(3a−10)−7<0f(a)=3a(a-2)-11<0,\qquad f(a+2)=a(3a-10)-7<0 だから M<0M<0 である。a>2a>2 では M=f(a)=3a2−6a−11M=f(a)=3a^2-6a-11。従って a=6±1686=3±423.\displaystyle a=\frac{6\pm\sqrt{168}}6=\frac{3\pm\sqrt{42}}3. a>2a>2 を満たすのは a=(3+42)/3a=(3+\sqrt{42})/3 である。よって ケ=3, コサ=42, シ=3\text{ケ}=3,\ \text{コサ}=42,\ \text{シ}=3。

(2) 球を移す操作

状態を (Aの赤球数,Aの白球数;Bの赤球数,Bの白球数)(Aの赤球数,Aの白球数;Bの赤球数,Bの白球数) と表す。1回目の抽出後の状態と確率は、抽出した色の順を(A,B)として (A,B)1回目後の状態確率(赤,赤)(4,2;1,3)(3/5)(2/5)=6/25(赤,白)(3,2;2,3)(3/5)(3/5)=9/25(白,赤)(4,1;1,4)(2/5)(2/5)=4/25(白,白)(3,1;2,4)(2/5)(3/5)=6/25\begin{array}{c|c|c} (A,B)&1回目後の状態&確率\\ \hline (赤,赤)&(4,2;1,3)&(3/5)(2/5)=6/25\\ (赤,白)&(3,2;2,3)&(3/5)(3/5)=9/25\\ (白,赤)&(4,1;1,4)&(2/5)(2/5)=4/25\\ (白,白)&(3,1;2,4)&(2/5)(3/5)=6/25 \end{array} となる。特に、Aが赤・Bが白のときだけ移動がなく、元の状態が保たれるから (i)35⋅35=925.\displaystyle \text{(i)}\quad \frac35\cdot\frac35=\frac9{25}.

Aの白球は操作によってAから出ることはあってもAへ戻ることはない。したがって2回後もAの白球が2個であるには、両方の操作でAから赤球を取り出す必要がある。1回目が(赤,赤)なら、その後Aは赤4個・白2個なので、2回目にAから赤球を取る確率は 4/64/6。1回目が(赤,白)なら状態は変わらず、その確率は 3/53/5。他の2通りではAの白球が1個に減る。よって (ii)625⋅46+925⋅35=47125.\displaystyle \text{(ii)}\quad \frac6{25}\cdot\frac46+\frac9{25}\cdot\frac35=\frac{47}{125}.

2回後にAの白球が0個となるには、2回ともAから白球を取り出さなければならない。1回目にBから赤球を取った場合は確率 4/254/25 で、その後Aは赤4個・白1個となるため、2回目に白球を取る確率は 1/51/5。1回目にBから白球を取った場合は確率 6/256/25 で、その後Aは赤3個・白1個となるため、2回目に白球を取る確率は 1/41/4。従って条件事象の確率は 425⋅15+625⋅14=23250.\displaystyle \frac4{25}\cdot\frac15+\frac6{25}\cdot\frac14=\frac{23}{250}. このうち1回目にBから白球を取った場合の確率は 625⋅14=350\displaystyle \frac6{25}\cdot\frac14=\frac3{50} なので (iii)3/5023/250=1523.\displaystyle \text{(iii)}\quad \frac{3/50}{23/250}=\frac{15}{23}. 以上より、各空欄は アイ=10, ウ=−, エ=2, オ=5, カキ=46, ク=3, ケ=3, コサ=42, シ=3, ス=9, セソ=25, タチ=47, ツテト=125, ナニ=15, ヌネ=23.\text{アイ}=10,\ \text{ウ}=-,\ \text{エ}=2,\ \text{オ}=5,\ \text{カキ}=46,\ \text{ク}=3,\ \text{ケ}=3,\ \text{コサ}=42,\ \text{シ}=3,\ \text{ス}=9,\ \text{セソ}=25,\ \text{タチ}=47,\ \text{ツテト}=125,\ \text{ナニ}=15,\ \text{ヌネ}=23.

この問題で使う考え方

  • 条件付き確率
  • 独立な試行
  • 確率の基本法則
  • 二次方程式とグラフ
  • 二次関数の最大・最小
  • 二次関数のグラフと頂点

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