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獨協医科大学/2022年度/1日目

獨協医科大学 2022年 1日目 数学 第1問解答・解説

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1問題

獨協医科大学2022年度第1問

次の問いに答えなさい。   (1) (i) 実数 x,yx,y が x2+y2=1x^2+y^2=1 を満たすとき、x+2yx+2y の最大値は ア\sqrt{\boxed{\text{ア}}} であり、このときの x,yx,y の値は x=イウ,y=エイウ\displaystyle x=\frac{\sqrt{\boxed{\text{イ}}}}{\boxed{\text{ウ}}},\qquad y=\frac{\boxed{\text{エ}}\sqrt{\boxed{\text{イ}}}}{\boxed{\text{ウ}}} である。   (ii) aa を実数の定数とする。実数 x,yx,y が x2+2y2=4x^2+2y^2=4 かつ y≧0y\geq 0 を満たすとき、 (x+y)2−2a(x+y−1)(x+y)^2-2a(x+y-1) の最小値が −4-4 となるような定数 aa の値をすべて求めると、 a=オ−カ,キ+クa=\boxed{\text{オ}}-\sqrt{\boxed{\text{カ}}},\qquad \boxed{\text{キ}}+\sqrt{\boxed{\text{ク}}} である。   (2) 1個のさいころを3回投げる試行を考える。ちょうど3種類の目が出る確率は ケコ\displaystyle \dfrac{\boxed{\text{ケ}}}{\boxed{\text{コ}}} である。出た目の最大値を MM、最小値を mm とする。m≦2m\leq 2 かつ、ちょうど2種類の目が出る確率は サシ\displaystyle \dfrac{\boxed{\text{サ}}}{\boxed{\text{シ}}} である。また、m≦2m\leq 2 かつ 4≦M4\leq M であるとき、出た目がちょうど2種類である条件付き確率は スセ\displaystyle \dfrac{\boxed{\text{ス}}}{\boxed{\text{セ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1)(i) 条件 x2+y2=1x^2+y^2=1 を用いると、 5−(x+2y)2=5(x2+y2)−(x+2y)2=(2x−y)2≧0.5-(x+2y)^2=5(x^2+y^2)-(x+2y)^2=(2x-y)^2\ge0. したがって x+2y≦5x+2y\le\sqrt5。等号には y=2xy=2x が必要で、条件と合わせると、最大値を与える点は (x,y)=(15,25)\displaystyle (x,y)=\left(\frac1{\sqrt5},\frac2{\sqrt5}\right) である。よって ア=5, イ=5, ウ=5, エ=2\text{ア}=5,\ \text{イ}=5,\ \text{ウ}=5,\ \text{エ}=2。

(1)(ii) u=x+yu=x+y とおく。条件 x2+2y2=4, y≧0x^2+2y^2=4,\ y\ge0 より x≧−2x\ge-2 なので u≧−2u\ge-2。また 6−(x+y)2=32(x2+2y2)−(x+y)2=12(x−2y)2≧0\displaystyle 6-(x+y)^2=\frac32(x^2+2y^2)-(x+y)^2=\frac12(x-2y)^2\ge0 より u≦6u\le\sqrt6。下端 −2-2 は (x,y)=(−2,0)(x,y)=(-2,0) で、上端 6\sqrt6 は x=2yx=2y と制約から (x,y)=(263,63)\displaystyle (x,y)=\left(\frac{2\sqrt6}{3},\frac{\sqrt6}{3}\right) のとき達する。さらに x=2cos⁡θ, y=2sin⁡θ (0≦θ≦π)x=2\cos\theta,\ y=\sqrt2\sin\theta\ (0\le\theta\le\pi) と表せるため、uu は連続的にこの両端の間のすべての値をとる。よって −2≦u≦6-2\le u\le\sqrt6。

求める式は (x+y)2−2a(x+y−1)=u2−2a(u−1)=(u−a)2+2a−a2.(x+y)^2-2a(x+y-1)=u^2-2a(u-1)=(u-a)^2+2a-a^2. したがって、−2≦a≦6-2\le a\le\sqrt6 なら最小値は 2a−a22a-a^2、a<−2a<-2 なら最小値は端点 u=−2u=-2 での 4+6a4+6a、a>6a>\sqrt6 なら最小値は端点 u=6u=\sqrt6 での 6−2a(6−1)6-2a(\sqrt6-1) である。a<−2a<-2 では 4+6a<−84+6a<-8 なので、最小値が −4-4 にはならない。区間内では 2a−a2=−4すなわちa=1±5.2a-a^2=-4\quad\text{すなわち}\quad a=1\pm\sqrt5. このうち −2≦a≦6-2\le a\le\sqrt6 を満たすのは a=1−5a=1-\sqrt5 だけである。a>6a>\sqrt6 の場合は 6−2a(6−1)=−4すなわちa=56−1=1+6.\displaystyle 6-2a(\sqrt6-1)=-4\quad\text{すなわち}\quad a=\frac5{\sqrt6-1}=1+\sqrt6. よって オ=1, カ=5, キ=1, ク=6\text{オ}=1,\ \text{カ}=5,\ \text{キ}=1,\ \text{ク}=6。

(2) 3回の出方は全部で 63=2166^3=216 通り。ちょうど3種類の目が出る並べ方は (63) 3!=120\displaystyle \binom63\,3!=120 通りなので、その確率は 120/216=5/9120/216=5/9。したがって ケ=5, コ=9\text{ケ}=5,\ \text{コ}=9。

ちょうど2種類で最小値 m≦2m\le2 となる目の組は、全 (62)\displaystyle \binom62 組から両方とも 3,4,5,63,4,5,6 である (42)\displaystyle \binom42 組を除いた 99 組。各組について両方の目が出る並べ方は 23−2=62^3-2=6 通りだから、確率は 9⋅6/216=1/49\cdot6/216=1/4。したがって サ=1, シ=4\text{サ}=1,\ \text{シ}=4。

条件 m≦2, 4≦Mm\le2,\ 4\le M を満たす出方は、全体から、すべての目が3以上の 434^3 通りとすべての目が3以下の 333^3 通りを除き、重複して除かれた (3,3,3)(3,3,3) を加えて 216−43−33+1=126216-4^3-3^3+1=126 通り。さらにちょうど2種類となるには、低い目を 1,21,2 から、高い目を 4,5,64,5,6 からそれぞれ1つ選ぶので 2⋅3=62\cdot3=6 組あり、各組を両方使う並べ方は 23−2=62^3-2=6 通り。よって条件付き確率は 6⋅6126=27.\displaystyle \frac{6\cdot6}{126}=\frac27. したがって ス=2, セ=7\text{ス}=2,\ \text{セ}=7。

この問題で使う考え方

  • 等式・不等式の証明
  • 楕円
  • 二次関数の最大・最小
  • 組合せ
  • 積の法則
  • 余事象
  • 確率の基本法則
  • 条件付き確率

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